捌拾 ページ32
『…何したの、その火傷。』
剣心の腕を見てAは顔を顰めた。
剣心「Aの言った通り、神谷道場を御庭番衆が襲撃してきた。」
『火を使う人やったの？』
剣心「ああ。」
先程あったことを剣心は隈なく話した。
ひょっとこ という大男が自分と左之助に火傷を負わせたこと。
べしみ(漢字ェ…)が放った螺旋鋲が恵を庇った弥彦に当たったが一命を取り留めたこと。
般若面の男のこと。
『…恵ちゃん目当てなんやろか。』
剣心「そのようだったが…何としても恵殿は守らねば…」
『御庭番衆言うたら、江戸城を守り抜いたっていう…強いのちゃうやろか？』
剣心「ああ…そしてあの者たちを束ねるお頭という男…危険だ。」
『へぇ…』
御庭番衆お頭�犹庸疑港鷸膈�
Aは一度だけ彼と会ったことがある。
何処ぞのお偉い方の付き添いで、あの頃の剣心に勝るとも劣らない程無愛想な男であった。
＿＿＿�爐�前のような女、こんな所には相応しくない。俺と来ないか、胡蝶。��
帰り際に聞いた彼のたった一言。
『(結局返事しとらんかったなぁ…)』
剣心「A…A！」
『は、はい！？』
剣心「着いたよ。」
『あら、本当。』
気付かぬうちに道場の前まで来ていた。
剣心「何処か具合でも悪いのか？」
『いいえ。少し考え事を…』
剣心「なら良いんだが…」
剣心は多少不思議そうな顔で彼女を見ていたが、特に気に留めず中に入って行った。
『もう少しだけ…ここにいようかな。』
剣心「そうか。じゃあ、先に入ってるよ。」
『ええ。』
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モブキャラ - 私『刀姫』読みました！！とっても面白くて、最高でした！「刀姫』もこのお話も更新楽しみにして待っています！色々あってお気に入り登録できませんが、私の中ではお気に入り登録認定されてますので！頑張って下さい (2020年9月10日 5時) (
レス) id: 8ce7db365e (このIDを非表示/違反報告)
あんじゅ - 最高 (2020年2月20日 21時) (レス) id: 0aa15127f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚姫 | 作成日時：2016年8月27日 22時
