あ、世間でいう腹黒い感じですか？【名前変換＊オリジナル】

20＊勘違い ページ20

そんな険悪なムードを断ち切ったのは








(人4)『もしかして、もうA…彼氏出来たの？♪』







と、フニャッとした笑顔が特徴の(人4)ちゃんの一言だった。









(人1)さんは目を丸くしていたけど、すぐに何か企んだ笑みをこぼして









(人2)『はい、Aの彼氏の(人1)です。幼なじみさんですか、よろしくお願いします。』









(人4)『うわー！やっぱり彼氏かぁ♪ふふ、よろしくねぇ〜俺のことは(人4)って呼んでよ！』









ちょ、ちょっと待って








勝手に話が進んで









(人4)ちゃんには勘違いされたくないよー









A「ちょ、(人1)さん何嘘を……んぐぐっ…」








私が弁解をしようとしたら








(人1)さんの手が私の口を覆って喋れず…









(人4)『んはは(笑)仲いいねぇ♪んじゃ、俺はお邪魔だから帰るね！またな、A！』









と、勘違いされたまま








(人4)ちゃんは帰ってしまった。









(人1)さんと二人きりになり、ギロッと(人1)さんを睨みつける。









(人2)『なんだお前(笑)……怒ってるの？』









馬鹿にした表情で私を見る(人1)さん。









この男…









腹立つわぁ…









A「(人4)ちゃんには、勘違いされたくなかったんです！なのに…」









(人2)『あれ、もしかして好きな人だったとか？(笑)』









A「……一番信頼している人に、嘘をつきたくなかっただけです。」









そう。








昔から一番信頼している(人4)ちゃんには









勘違いされたくなかったんだよね。

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