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九話 ページ10

貴「うにゃぁぁ!何で今日に限って水の血鬼術使うやつなのぉぉ!ちょっと濡れたしっ!」


黒(今日に限ってじゃなく、いつきても嫌だろ...)


貴「おりゃぁ!」


スパンっと綺麗に切れる鬼の首。


そして刀についた血を鬼の着物で拭き取る。


貴「お前のせいで濡れただろうが。殺す。」


黒(もう、死んでます。)


灰とかして消えていく鬼に悪口を永遠に言い続ける主。


黒「にゃっ...にゃぁー!(そろそろやめてやれ!)」


後ろ鳴くと振り返りでれっとした顔になる主。


貴「にゃーんだ黒ー!帰ろうね!」


濡れた隊服を脱いで少しさらしが透けるワイシャツで私を抱き上げる。


貴「帰ったらお風呂入らないとだめ?濡れたし良くない?」


黒「にゃっ(だめ。)」


貴「ダメかぁ..えー...嫌だなぁ..」


黒にお風呂に入るように促され私はとぼとぼと屋敷へと帰っていった。


帰りに吹く風はいつもより冷えてるように感じた。


貴「さむっ」


お風呂に入った後、あまり暖まらなかった身体を布団に沈めて寝る


チュンッチュン


朝から鳥の鳴き声で起こされた私。


貴「起きるかぁ...あ?」


立ち上がって伸びをする瞬間に目の前が真っ暗になりそうになり倒れる。


黒「にゃっ!?」


貴「風邪だわ。風邪ひいたわ。」


私はそういうと布団の中に入る。


貴「I love 布団。」


そういうと私は静かに眠りについた。


黒「にゃぁ...(しょーがないな)」


眠りについた主を見て屋敷を出る。



宇「お!?どうした!?黒!」


私が天元の屋敷まで歩き着いたら即座に持ち上げられる。


さすが198cm。主よりでかい。



黒「にゃぁ!にゃぁー!!」


ひと暴れして天元の足元をくるくる回ると着いてくるように促す。



宇「なんだ?着いていけばいいのか?雛鶴!呼ばれてるから行ってくるわ!」


その後、天元に抱きしめられ自分の屋敷へと戻って行った。


宇「お前...頭いいんだな」


黒「にゃっ(失礼なっ!)」


玄関に置かれた足を拭く用のタオルで自分の足を拭くと主の元へと案内する。


貴「あれ?黒ーどこ行ってたのー寂しかったよー...」


そう言って部屋の襖を開けてくれた主。


目の前に立ちはだかる198cm


宇「そうか...寂しかったか...俺が温めてやるよ」


貴「私の屋敷、ジャラジャラ野郎は立ち入り禁止なんで。」


ピシャンっ!


宇「俺限定かよ!」


その後、主がまた倒れたため、天元を部屋に入れて運んでもらったのだ。

黒(手のかかる主だな)

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(プロフ) - 李猫さん» 最後まで読んでくださり、ありがとうございました! (2021年2月22日 14時) (レス) id: 4194e7bbca (このIDを非表示/違反報告)
李猫(プロフ) - 完結おめでとうございます!面白かったです (2021年2月20日 13時) (レス) id: 893699292a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年7月8日 15時

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