飛行島でしてみた3

クリスマスやん… ページ10

(今年もやってくる
サンタ協会…？知らない子ですね)





ヴィクトールの場合

呼ばれたので振り向けば、サンタさんの格好をした彼が突っ立っていました

｢…メリークリスマス｣

いつものテンションでそう言いつつあなたにプレゼントを差し出す彼
笑っているつもりでも付け髭のせいでいつも以上に表情が読めません




シローの場合

｢あの日、俺はちょっと大人になった…｣

変な意味ではありません。
夜中に目が覚めてサンタさんの正体がペルマナだったことを知ったというだけです

｢でも、多分クロカはまだサンタさんがピラウだってこと、知らないと思うんっすよね…わざわざ夢壊すのもどうかと思うんで、内緒にしといてくださいね？｣

ついさっきクロカにも似たようなことを言われたことは黙っておきましょう




ヨナの場合

｢サンタさん？

…うん。毎年来るよ」

サンタの正体が自分であるとバレてないと思っている兄の前で

｢サンタさん？ああ、兄さんでしょ？もう子供じゃないんだから、別にサンタさんのふりなんてしなくていいのに｣

なんてことは言えないようです
ある意味大人です



ソアラの場合

｢なんといいますかな、年々クリスマスが来るのが早くなってるような気がしなくもないような…あたしも年取っちまったってことですかねぇ〜｣

まだ若いのに年寄りみたいなことを言っています

｢でもまぁせっかくのクリスマスですし、暗い顔は無しということで
○○さん、メリークリスマスッススッス！｣

スッススッス



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