飛行島でしてみた3

電気鼠2 ページ2

(ピカー！と鳴く可愛いやつ)





ノエルの場合

可愛いもの好きの彼と人懐っこい電気鼠が仲良くなるのに時間はかかりませんでした

日向ぼっこしながら電気鼠と戯れています

｢ピカー♪｣

｢ぴかー♪
えへへ、かわい〜｣

時折電気鼠の真似をしているところは文句の付けようがない程可愛い

こっそり陰から見守っていた長男が膝から崩れ落ちるぐらいには可愛い




ネモの場合

電気鼠が見当たらないと思ったらアルゴノート号の中を探検していたようで、彼に説教されています

｢いいか？アルゴノート号は遊ぶところじゃない。危険な場所だってある｣

｢チャー？｣

｢チャーじゃない｣

彼は目線を合わせるようにしゃがみ込んで言い聞かせています。
真剣なのでしょうが、なんだか微笑ましく思えます




オスクロルの場合

彼女の膝の上で電気鼠が眠っています
なんとも微笑ましく羨ましい光景ですが、彼女は困り顔

｢ど、どうしよう…そろそろ行かないと…
あの、助けてください｣

仕事の時間のようですが、電気鼠が熟睡しているので、起こすのを躊躇してしまって仕事に向かえないようです




キアラの場合

図鑑にも載っていないフィクションの存在だと思っていた電気鼠が自分の目の前に居ることに少し驚いていました
物語の主人公のように肩に電気鼠を乗せようとして断念しています

｢思ってたより重い…やっぱりサト○はただ者じゃない｣

彼女曰く、電気鼠が登場する物語の主人公は10歳ぐらいの男の子で、約6キロの電気鼠を肩に乗せても平然としていて、普通ならなんらかの後遺症等が残りそうな攻撃を食らってもピンピンしているんだとか

聞けば聞くほどよくわかりません。一体どんな物語なのかとても気になります


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