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Aside


コーヒーを注文した黒尾先輩

飲み慣れていないけど先輩と同じものを注文した

黒尾先輩が一口飲んで私も同じように一口飲んだ

ちょっと苦いかもしれない


すると、先輩は過去のことを話し始めた



「俺の彼女は俺の中学校の先生だったんだ。



初めて出会ったのは俺が小学校6年生の時。



その時の俺の家庭教師だった。



なんとなく気があって愚痴や悩みを先生に話していたんだよな。


そんで先生も大学のこと、彼氏のことだったりたくさん話してくれた。



卒業のタイミングと同時に先生も大学を卒業して、教員免許も取った先生は、
就職先の中学校も決まって中学校の先生となった。


彼女と会うのはその時で最後となったんだ。



でも、
俺が中学3年の時先生は俺の中学へ赴任してきた。」



そうだったんだ。
家庭教師だった先生と中学3年の時に再開したのか…


『その先生…先輩の彼女の名前って』


「緑。早田 緑」


「緑さんはすぐに俺を見つけて声をかけてきた。

赴任してきた中学に俺がいるのはもちろん知っているからな。

緑さんは国語の先生で、
いつも国語準備室にいてな。

俺はほぼ毎日っていってもいいくらい国語準備室に通った。」


国語準備室って国語の先生が緑さん以外にもきっといるよね…


『他の先生は疑問に思わなかったんですか?その先輩が先生の元へ通っていること』


「当時の国語の先生は緑さん以外皆クラスを受け持つ担任の先生で、席は職員室にあるんだ。

だから、国語準備室に席があるのはクラスを受け持っていない緑さんだけ。

緑さんは教育相談部にも所属してあって、
勉強や部活、進路などの相談で
緑さんに相談している生徒だと他の先生は思っているから疑問は持ってなかったはずだ。」



確かに、先生へ進路の相談で友達も通っていた。
怪しもうとすら思わない。




「本当はだめだけど、だめだと分かっているのに俺らは連絡先を交換した」

連絡先…


「学校外でも関わるうちに俺は緑さんのことを好きになってしまったんだ」

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設定タグ:黒尾鉄朗 , ハイキュー , 音駒高校   
作品ジャンル:恋愛
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こげぱん(プロフ) - こと様コメントありがとうございます!私も同じくクロ研磨夜久さんは好きです。3人を産んでくれたご両親に感謝…!笑 7月まで楽しみすぎて待ちきれないですね!! (2020年4月17日 15時) (レス) id: 8e9a785087 (このIDを非表示/違反報告)
こと(プロフ) - 更新お疲れ様です!いつも楽しみにしてます。 HQのアニメ終わったので、七月までこれで黒尾くんロスを耐えきります!!(アニメ放送しても読む)黒尾くん推しだけど、このお話の孤爪くんと夜久くんが、お気に入りです (2020年4月17日 4時) (レス) id: c88a46efa7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こげぱん | 作成日時:2020年4月1日 1時

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