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Aside
翌日。
今日はいつもより時間が経つのが早く感じる。
ジャージ…昨日洗って持ってきてはいる。
けれど、渡しにくい…。
あー…どうしよう。謝りに行きたいけど、体育館に行きづらいなぁ。
…うん。今日はやめとこう。
帰ることにして、靴箱で靴に履き替えて家に帰ろうとしているところ、
「「Aさん！？」」
誰かに呼び止められた。
誰か…って言ってもものすごく聞き覚えのある声。
振り返ると田中と西谷がいた。
はは…ナイスタイミング。
いつも、体育館以外で滅多に会ったことないのに、こういう時に限って会うんだろう。
「今日、部活見に行かないんすか？」
田中が不思議がった。
ほぼ毎日部活見に行ってたから仕方ないか。
『昨日皆の部活の邪魔して迷惑かけたから、
今日は見に行くの止めとこうかな、ごめんね？』
「ちょっと！誰も邪魔だとか迷惑かけられたとか思ってません！
むしろ今日来ない方が皆心配します！！
てことで体育館行きましょうよ！！」
西谷が腕を引っ張ってズルズルと連れていかれる。
誰も思っていないとか西谷は言うけれど、そんなの西谷が思っているだけで、実際どう皆思っているかなんて分かりやしない。
うわー怖いな。
体育館まで連れていかれて、サビがかかり、開けずらく、また少し重めのドアをガラッと田中が開けた。
部員はもう既に体育館へ来ていて準備をしていた。
「Aさぁぁあああん！大丈夫ですかぁああああ！？」
日向が猛ダッシュでこちらへ走ってくる。
ちょっ、どう対応すればいいの。
とりあえず身構えると、
さも簡単に日向を抱えて、菅原がはぁと溜息をついて
「落ち着けー日向。Aビビってんだろ。」
「あっっ、すんません！！」
ペコペコ謝る日向にクスッと笑えてしまう。
あと、断じてどう対処すればいいか分からなかっただけでビビってるわけではない。ここ重要。
『大丈夫、ありがとう日向。』
日向はニコッと笑って、影山の方へ全速力で走っていった。
影山は軽くあしらっていたけど…。
『菅原、ジャージありがとう。
昨日は寝ちゃってごめん。』
「洗濯までわざわざありがとうな。
休ませるために保健室に連れていったんだから、寝なかったら困るべ！」
良かった、いつものバレー部だ。
来てよかった。
田中と西谷に感謝だ。
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こげぱん(プロフ) - プリン様コメントありがとうございます！これから、打ち上げの話を書く予定で、その中で回想シーンとしてマネージャーたちのクラスマッチの話を書きたいと思います！ご意見ありがとうございました！これからもこの作品をよろしくおねがいします^^* (2020年4月1日 0時) (
レス) id: 2886db1029 (このIDを非表示/違反報告)
プリン?(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます！質問なのですが、球技大会の時の話で、谷地さんや、清水さん夢主がバレーを選択したと書いてあるのに、その時の話がないのが少し残念ですm(._.)mもし良ければ書いてもらえないでしょうか？ (2020年3月18日 23時) (レス) id: f60100673f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こげぱん | 作成日時：2020年1月9日 0時
