飛べなくなった愛され少女（HQ）

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Aside

日向のチームにサーブ権がうつる。



影山のチームは正面をとらえて、影山の方へかえす。





影山はセットアップする体勢に入り、飛ぼうとした。





だけど、飛ばずにアンダーハンドでトスを上げた。




皆影山を凝視する。






まさか、影山…スタミナ切れた…？





「化け物級の体力を持つ影山がどうして。」






「多分、影山のチームが影山を頼りすぎたんだべ。



俺たちのいつもの試合と違って、遥かにクラスマッチの試合時間は短い。



けど、もちろんトスをあげたり、サーブやスパイクに加えて、
皆が影山を頼りすぎているから、
チームメイトのフォローもしなくちゃならない。



体力を使いすぎたんだ。



今は決勝戦で、試合数も積んでるからな。





やばいぞ、影山の普段の力を十分に発揮できないから、影山のチームは不利になるぞ。





だから、日向のチームに流れが来た。」







菅原の言う通りに日向のチームに流れが来て、点数を決めた。





…と同時に試合終了の笛が鳴る。









やっぱりバレーって一人で出来ないな。









1年クラスマッチ





優勝チームは





日向率いる1組

25→←23

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