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Aside
翌日。
マネージャーとなったから、ジャージを持って初めてマネージャーの部室へと入る。
『潔子、谷地ちゃん。
改めて、よろしくお願いします。』
「そんな、かしこまらないで」
「こっこちらこそよろしくお願いします！」
『谷地ちゃん、タメ口でいいよ。谷地ちゃんの方が先輩だし。』
「いやっそんな！私ごときがタメ口なんて、恐れ入ります！敬語つけないと喋れません！！」
『そっか。』
マネージャーは今日も平和だ。
準備をすませると、重みのあるドアを開けた。
「全員揃ったな。集合ー！」
澤村が部員を私たちの方に集める。
部員が集まり、武田先生やコーチまでいた。
「Aの入部が認められた！
Aは今日から正式に烏野バレー部のマネージャーだ！」
照れるな…。
「マネージャーが三人とか本当に強豪みてぇだ！
な！影山！」
「おう！Aさんからバレー教えて貰える！」
日向と影山がうずうずしている。
すると、潔子が私にバレー部のジャージを渡してきた。
「がんばろうっ」
あの真っ黒のかっこいいジャージだ。
「ありがとう…！」
「仁花ちゃんと、武田先生に頼んで少し前に1枚注文したの。」
「おー清水、Aを入部させる気満々だな！」
「うん、もちろん。」
「A、よろしく頼むな！皆！挨拶！」
『『よろしくお願いします！』』
『こちらこそよろしくお願いします！頑張ります！』
「Aは3年だ。入部したのが遅い。
また、現役の頃の夢は春高に行くことだ。
だから皆！絶対宮城県内で1位になって、全国行くぞ！」
「おーっ！」と歓声が上がる。
その後練習を再開した。
二人からマネージャーの仕事をあれこれと教えてもらった。
元々見てたし、だいたいは覚えた…けれどなかなか忙しい。
今私は一人一人自分なりの本気のバレーをしている彼らがかっこよくて、憧れつつあって。
そんな彼らを見れてバレーを見れる。
マネージャーとして仕事をできる。
自分の手じゃ完全に収まらないバレーボール。
重量でずっしりとしたバレーボールを掴み取ると、
何百回もボールに触れてきたあの頃の感覚を思い出す。
そのボールをセッターの影山の頭上へ投げると、
影山は綺麗なセットアップをとり、
小さい身長ながらも誰よりも高く飛び、日向は神がかりの速攻を決める。
皆は今日も輝いていてかっこいい。
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こげぱん(プロフ) - プリン様コメントありがとうございます！これから、打ち上げの話を書く予定で、その中で回想シーンとしてマネージャーたちのクラスマッチの話を書きたいと思います！ご意見ありがとうございました！これからもこの作品をよろしくおねがいします^^* (2020年4月1日 0時) (
レス) id: 2886db1029 (このIDを非表示/違反報告)
プリン?(プロフ) - 楽しく読ませてもらってます！質問なのですが、球技大会の時の話で、谷地さんや、清水さん夢主がバレーを選択したと書いてあるのに、その時の話がないのが少し残念ですm(._.)mもし良ければ書いてもらえないでしょうか？ (2020年3月18日 23時) (レス) id: f60100673f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こげぱん | 作成日時：2020年1月9日 0時
