### ページ8
＜Nakamu＞
セオ君はとても楽しそうに笑いながら、今はスマイルとブルークと話している。これからやるゲームについて聞いているらしい。
それにしても、セオ君は横顔もすごく綺麗だ。理想のバランスって感じ。なーんてじっと見ていたら、隣のきりやんがちょいと肩をつついてきた。
きり｢おい、失礼だぞ。人の顔じっと見るなんて。しかも女の子なんだから。｣
ナカ｢まぁそりゃそうだけど…。｣
きり｢変態って呼ぶぞ。｣
ナカ｢なんでだよ！やだよ！｣
ニヤニヤと笑うきりやんの顔に腹が立って、思わず肩パンをかます。
きり｢いって！そんな怒らなくてもいいだろ。痛いって。｣
ナカ｢うるさいなぁ。俺変態じゃないし。｣
きり｢分かった分かったって。お前、こんだけムキになってると逆に怪しいぞ。｣
ナカ｢やましい事なんてないよ！｣
そうしてふとまたセオを見てみれば、今度は奥のシャークんときんときと話している。話し相手になれた2人は心做しかすごく嬉しそうだ。
ナカ｢…セオ君って、気が遣えるんだろうなぁ。｣
きり｢え？急になんで？｣
ナカ｢いや、皆と話してるから…。多分、皆がセオ君と話したがってるの分かってたから、順番に話してくれてるんじゃないかなって思って。｣
きり｢あー…そうか？まぁでもセオ君本人が皆と喋りたいってのもあると思うけどな。車でも言ってたし。｣
ナカ｢え、言ってたっけ？｣
きり｢お前その時酔って死んでたから聞いてないだろどうせ。｣
ナカ｢あー、そうかも。｣
そうして話していると、シャークんがキラキラと目を輝かせながら言った。
シャ｢な、もう食ったじゃん！ゲームしよゲーム！｣
きん｢あ、そうだな。ちょっとじゃあ準備して。俺これ片付けるから。｣
スマ｢あれ、テレビ1個でいいの？上にある奴持っていた方が良くない？｣
ブル｢そうしようよ。今7人でしょ？3人と4人で分かれてやろ。メンバーは交代で。｣
ガタガタッと数人が椅子から立つ。きんときはトレイに皆のコップと残った柿〇種を乗せ、キッチンに向かった。スマイルは多分テレビを取りに行ったんだろう、階段に向かっている。俺も準備をしなければ。
ナカ｢じゃ、俺らはswitchを接続しようよ。ジョイコン電池あるかな？｣
シャ｢無かった用に予備の電池とってくる。｣
俺ときりやんは大型のテレビの前まで来て、switchとテレビをコードで繋ぎ、準備を始めた。
セオ君は隣まで来てその操作を眺めながら、笑顔で言った。
『あぁ、楽しみです！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 151人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽいぽい(プロフ) - しろねこ＠さん» 返信お待たせしましたすみません！ありがとうございます！今世間がこんな感じなので、もっとペース上げて更新していけたらなと思ってます！頑張って更新しますね！ (2020年5月6日 17時) (
レス) id: 05af6d92c8 (このIDを非表示/違反報告)
しろねこ＠(プロフ) - え、好きです。(唐突)毎回更新楽しみにしてます！！これからも頑張ってください！ (2020年5月4日 1時) (レス) id: 53106b9150 (このIDを非表示/違反報告)
ぽいぽい(プロフ) - スクルドさん» 初コメありがとうございます！実況って見てて笑顔になれるものなので、実況者さん達の賑やかで明るい感じが表現出来たら嬉しいです！お褒め頂き光栄です！更新頑張ります！ (2020年4月4日 13時) (レス) id: 05af6d92c8 (このIDを非表示/違反報告)
スクルド - 初コメント失礼致します。1からずっと読んでいました。どの方々も口調やリアクションが本当に忠実に再現されており、実況というジャンルが本当に好きなのだなと思いました。拙い文章で申し訳ありません。これからも応援しています。体調に気をつけて執筆頑張って下さい (2020年4月4日 0時) (レス) id: 18ecd837a8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽいぽい(プロフ) - 菜の花さん» ありがとうございます！更新めっちゃサボってしまったすみませぬ…。頑張ります！ (2020年1月29日 14時) (レス) id: 05af6d92c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽいぽい | 作成日時：2019年12月10日 22時
