有名実況者さん達に恋されたらどうしよう？その5【実況者さんと】

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＜Bloooook＞
全くこの子は、どこまで丁寧なんだか。

ブル｢むしろ、俺ら全然気を遣わなかったよ。結構自然体で喋っちゃった。｣

俺が笑うと、セオ君はそうなんですか？と俺を見上げた。

きり｢そうだな、俺も最初はもうちょっと絡みづらいかと思ってたんだけど…。｣

スマ｢ね、いつの間にか空気持ってかれてたよね。セオ君が明るいのもあるし。｣

きん｢それこそ、セオ君が凄い気を使って話しかけてくれたり、楽しい雰囲気作ってくれたからさ。セオ君の秘密を聞いてからでも…。｣

シャ｢うん、別に特別気にかけなくてもセオ君なら安心して遊べたな。｣

『…僕は、それだけで凄く嬉しいです。自分が認められた気がして。』

セオ君はニッコリと微笑んだ。ただその笑顔がどうしても儚くて、俺は思わず勢いづいて言ってしまった。

ブル｢俺達、友達としていられないかな？今みたいなまだ壁があるようなじゃなくてさ、一緒に笑えて、何も気にせず喋れて、気軽に遊べるような友達に。｣

セオ君はきょとんとして、その大きく形の整った瞳で僕を見た。

『友達…ですか。けど、そんな畏れ多い…。』

シャ｢畏れ多いってw｣

きん｢何、俺ら崇められてんの？｣

『いやもう本当に崇拝してますから！皆さんの方が色々と先輩な訳ですし、何も気にせずにはいけませんよ。』

きり｢別にそこまで気にしなくても良いのにな。｣

皆やっぱりセオ君ともっと仲良くしたそうだ。今まで通話してる中でも既にセオ君が良い子そうだなってのは分かってたけど、今回こうしてあって遊んでみて、改めてセオ君との距離を縮めたいと思った。

ナカ｢じゃあ、俺から1個提案があるの！｣

ナカムの目がキラリと光っている。これは本当に凄い名案が浮かんでいるという超ウルトラレアな場合か、もしくは全員が引き倒すとんでもない事が浮かんでいる場合かの2極だ。

きり｢何、提案って。｣

ナカ｢今から動画撮ろ！コラボ！｣

『ええっ、今からですか！？』

やばい、まだ意図が掴めないけど今のところとんでもない方面だ。

きん｢何すんの？｣

ナカ｢条件付きでスマ〇ラ対戦しよ！｣

『条件って、何を条件に？』

シャ｢しかも、それ動画で撮ってもしょうがなくね？名目どうするんだよ。俺らが仲良くしたいだけじゃんか。｣

ナカ｢そうだな…動画タイトルは【条件付きバトルで仲を深めろ！スマ〇ラ大親睦会！】で行こう！｣

｢｢｢｢｢はぁ？｣｣｣｣｣

『えぇ…？』

なんか面白い事になってきた。

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