何も持っていない私に【蓬菊】 (ページ4)

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3話ページ4

Aside

高身長イケメン(まだ名前知らん)の家は、病院からそれなりに近いマンションだった。

『お、おじゃまします…』

芝「固いなぁww “ただいま”って言ってほしい！w」

『……ただいま。』

そっか…今日からここが私の家なんだ。実感ゼロ。

靴を脱いで、高身長イケメンの後に着いて行った。

芝「ここがAちゃんの部屋だよー！隣が私の部屋ね。」

『すごい…広い』

家具は入院する前にお母さんと住んでた家の私の部屋の家具と同じだけど、前家よりもめちゃめちゃ広い…！

芝「荷物置いたらあそこのドアがリビングだから来てね！自己紹介まだしてないしw」

『わかりました…』

とりあえず荷物を置いて…クローゼットを開けた。

すごい…服もちゃんと整理されてる！！！

適当にルームウェアに着替えてリビングに向かった。