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2話 ページ3
芝健side
病院の受付で退院手続きを済ませて、今日から一緒に暮らす彼女がいると思われる病室に向かった。
実はまだ名前と年齢しか聞かされてないんだよねw
私の父の友達の娘…？みたいな
私の父の友達(通称おばさん)は昔からよく私の実家に遊びに来ていて、連絡先も交換してるし私ともそこそこ仲が良かった。おばさんに娘が生まれてからはあんまり会ってなかったけど…
その娘が病気を持っていて、おばさんが海外に行くのにその子のことを見る人がいなくて困ってるって聞いて…
気づいたら私はおばさんに『うちで預かりましょうか？』っていうメッセージを送っていたw
まぁちょうど空き部屋もあるし、私の家ならかかりつけの病院にも近いらしいってことでOKがでた。
もちろんタシアのメンバーにも許可は取ったよ？w
《102号室》
芝 「ここだ…」
学校に行った経験が少なくて人との繋がりに慣れていない子らしいから、ここは明るめにいこうかな…
ｶﾞﾁｬｯ
芝「Aちゃんだね？よろしくーー！ww」
『……ｯ！！！！』
驚いた顔で振り返った彼女は、とっても綺麗だった。
真っ白な肌も大きな瞳も、一言で表すなら“天使”
想像もしていなかった美貌を目の前に、思わず私も黙って見つめてしまっていたみたいw
『ぁ…えっとｯ、よろしくお願いします。』ﾍﾟｺﾘ
芝「……!!よろしく！！じゃあ行こっか^^」
私はAちゃんの荷物を持って、病室を出た。
帰ったら自己紹介だな〜♪
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作者名：ねこ。 | 作成日時：2022年4月27日 15時
