大切な毎日 8

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謙杜「やあぁ……っうわああぁぁぁぁん！っぇぇぇん……」


和也「えー、そんな痛い？お父さんよりは痛ないやろ？」


謙杜「…ぱぱのおしりペンペンが、せかいでいっちばん痛いけど！けど、かずくんもいたいの！！にばんめ！！」


和也「2番目なんや。笑」


謙杜「……かずくん、きょおのこと…ぱぱに、いうん…？」


え、あーそっか…どうしようかな？
謙杜が悪かったとはいえ叱って泣かせてもうたわけやから一応お父さんには報告した方がええよな？
俺が叱っといたからこれ以上叱らんといてってちゃんと付け足して…

いやぁ、でも、お父さんのことやから謙杜がやったこと聞いたら俺から叱られた後でも絶対容赦せえへんよなぁ…うーんどうしよ…


謙杜「……かずくん……？やっぱ、いうん…？」


和也「……へ？あぁ、ごめんごめん。んーそうやな、ほんなら、今日のことは特別に言わんといてあげる」


謙杜「え、ほんまぁ！？」


和也「俺がいっぱい叱ってもうたし、謙杜も反省できたもんなぁ。けど、今日だけやで？」


謙杜「うん！かずくん、だいすきー！！」


こういう時だけ大好きって言うてくるんやから！
都合いい存在やん俺！
けど、そんなん言いつつも自分の口角がめちゃめちゃにやけてんのが自分でも分かる。

…てか、結構駐車場使ってもうてるけど大丈夫かな！？
広いし台数の用意はめっちゃある所やから埋まってるってことはないと思うねんけど…

焦ってカーテン開けて外見たら、うちの車が入ってきた時と情景はなんら変わってへんし台数もまだめっちゃ余ってるしで、特に迷惑にはなってなさそうでほっとする。
けど、これ以上おったら流石に居すぎやしはよ出んと。

しばらく場所お借りしてもうてごめんなさい！
って心の中で謝って、謙杜のズボンと下着を上げてから急いで運転席に戻った。

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