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あぁ、和也先生ほんまにええ先生やわ…

確か、去年異動してきたんよな?
去年は全然関わりなかったけど、今年大ちゃんの担任になってくれて嬉しい。
色々忙しいやろうに、すっごい大ちゃんのこと気にかけてくれてんねん…


駿も2年連続で謙杜先生に見てもらってるし、うちの子らはほんま先生に恵まれてるわ。


和也先生にもう1回頭下げて、
俺と駿と大ちゃんは学校を出た。


駿佑「パパ、あんな、今日算数の時間にな…」


距離は割と近いけど、
学校から家までの道のり。

駿は、いつもより饒舌な感じで嬉しそうに喋ってくれんねんけど…
大ちゃんはと言えば、相変わらずしょぼんって感じで俺のすぐ後ろを歩いてる。


まだ俺が怒ってると思ってるんやな…


流星「だーいちゃん。もっと隣おいで」


手招きしながらそう言うたら、
大ちゃんがパッて顔上げて


大吾「……ぱぱ、もうおこってへん…?」


紅潮したほっぺと、涙が溜まったうるうるの目。
あぁ、もう…その顔は反則やって。


流星「怒ってへんよ。大ちゃんもうええ子やもん」


大吾「〜〜っっぱぱぁぁ…!」


そういうた瞬間、大ちゃんが思いっきり腕にしがみついてきて、顔をグリグリ押し付けてくる。
そっか、俺もお尻叩いた後許すようなこと特に何も言わへんかったから…不安にせちゃったかな、それは申し訳ないわ。


駿佑「大吾くん、どうしたん?」


何の事情も知らへん駿が、
ポカンとした顔で大ちゃんを見とる。


流星「今日な、和也先生に叱られたんやって。お尻いっぱい叩かれたらしいで」


駿佑「え…そうなん!?大丈夫?」


大吾「〜〜っめっちゃいたかったしぃ…!っぱぱにも、ほけんしつでペンされたぁ…!」


“先生からも、パパからもお尻ペンされた”
って状況が想像できちゃったらしくて、
駿はギュッて顔顰めて怯えてる。


駿佑「えぇ、そうなんや…けどなんで怒られたん?」


流星「先生達に何も言わんと、家帰ろうとして学校脱走しようとしてん。」


駿佑「え、、あーー…そ、そうなんや…」


それ聞いた瞬間、駿が気まずそうに目ぇ逸らす。
そらそうよな、だって…


流星「自分の時のこと思い出しちゃった?」


駿佑「〜〜っっ…!!ぱ、ぱぱ!」


駿も、去年全く同じ経験したもんな。笑
大ちゃんは、なんのこと?って感じでキョトンとしとるけど

…→←おまけ(橙side)



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設定タグ:お仕置き , お尻ぺんぺん , スパンキング   
作品ジャンル:タレント
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まい - いつも小説楽しく読ませてもらってます😆リクエストなんですが、中学生くらいの大ちゃんが和也くんに叱られるというの出来ますか?叱られる内容は授業態度が悪いというので出来ますでしょうか? (4月13日 7時) (レス) id: 6a4b983200 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みる | 作成日時:2024年1月8日 19時

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