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「……っひっく……」
「謙杜、泣いてないで答えなさい。これどうしたん？」
「…ひっく……すてたっっ…」
和也の静かな圧に耐えられなくなったのか、謙杜はポロポロと
涙を落としながらそう白状する。
2人の間には暫く沈黙が流れ、和也はため息を吐いてニンジンを包んでいるティッシュをテーブルの上に置いた。
「おいで。謙杜が今日したことは、お兄ちゃん絶対許せへん」
「っぅえ、っ…！？うあぁ…！」
ぐずぐずと泣いている謙杜の腕を引いて、和也は正座している膝にうつ伏せになるよう引き倒す。そのままズボンと下着を膝あたりまで下ろすと、初めての経験に謙杜は驚き唖然としていたが、状況を理解すると一気に顔を赤くした。
「！？い、いやぁ、和くん、やめてやっ…！！」
「食べ物を粗末にする子は、お尻ペンペンやな」
パアァンッ！
「っっ〜〜〜！！！？」
あまりの痛みに、理解が追いつかなくて、一瞬時が止まる。
時間が経つ事にじわじわと痛みが増して、謙杜の白いお尻も
薄く色づく。
今、大好きな兄にお尻を叩かれたんだということを理解した時には、謙杜の目からはまたもや大粒の涙が溢れていた。
パァンッ！パァンッ！パァンッ！パァンッ！パァンッ！
「っ！？！ぅあぁあ、いた、っいたいぃ！いやぁ、かずくんいたいぃ！」
パァンッ！パァンッ！パシィンッ！パシィンッ！パシィンッ！
「ああぁあん、ごめんなさいぃ！いだいよおぉ、うあぁああん」
お尻を叩かれるのなんて初めての経験すぎて、
謙杜は若干パニックになって泣き喚く。
まさか、いつもあんなに優しい兄がこんなに怒るなんて。
「なあ、謙杜。ニンジン嫌いなのは分かっとる。でも、だからって捨てていいん？」
パァンッ！パァンッ！パァンッ！
「っひぃいん、だめえぇ！うあぁああぁん」
「ダメって分かっててあんなことしたん？悪い子やな」
今までに無いくらいの和也の冷たい声と表情に、
謙杜の喉がヒュッと鳴る。
パァンッ！パァンッ！パァンッ！パァンッ！パァンッ！
「やあぁあ…！わあぁあん、いたいよおぉおおっっ」
謙杜の足はバタバタ暴れて、なんとか逃れようと和也の太ももを必死に押す。
和也はそんな謙杜を見かねて、ガッチリと腰を押さえつけた。
「謙杜！逃げへんの！！」
パァアンッ！！パァアンッ！！
「わあぁあぁあああんっっ！！うえぇええいだいいぃいっっ」
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みる(プロフ) - ーさん» 本当ですか〜🥺❣️とても嬉しいです！ありがとうございます⸜❤︎⸝ (2022年10月26日 0時) (
レス) id: c56cd0c2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ー - 移行おめでとうございます。これからも楽しみにしてます！ (2022年10月23日 23時) (レス) id: 99eb6ad5a2 (このIDを非表示/違反報告)
咲野(プロフ) - この続きが見れるなんて逆に嬉しすぎます‼︎ (..◜ᴗ◝..)‼︎みる様信者なので♡♡2の方にもコメント書かさせて頂きます‼︎♡♡ (2022年10月21日 23時) (レス) id: b5109b0fce (このIDを非表示/違反報告)
みる(プロフ) - 咲野さん» わあありがとうございます⸜❤︎⸝ そうなんです謙杜くんのおうちの方がやっぱり厳しいんです🥺笑 一緒にペンやばいです絶対書きたいです、、！案いただいても良いですか🥺❣️ (2022年10月21日 20時) (レス) id: c56cd0c2e9 (このIDを非表示/違反報告)
咲野(プロフ) - 移行おめでとうございます♡最初と最後のお話がリンクしてるの素敵です‼︎ (..◜ᴗ◝..)‼︎けんとくんのおうちの方がやっぱり厳しいですね笑笑一緒にペンされる日もあるのかなって妄想しちゃいます♡ (2022年10月19日 19時) (レス) id: b5109b0fce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みる | 作成日時：2022年10月11日 0時
