2-47.父のとっておき ページ47
母「さあさ、長旅疲れたでしょう？？
ご飯ぜひ食べて行って^^Aも手伝って頂戴」
そういうお母さんの顔は、とても穏やかで付き合いを肯定してくれたのがわかる。
懐かしい実家のキッチン。
昔ながらの造りは、丁寧に磨いてあり味がある。
懐かしい…。
イロドリの創作料理ももちろん好き。
でもやっぱり家庭の味は何にも変え難い。
YS「…Aは…幸せな家庭で育ったんだな^^
食べると本当に伝わってくる。
どれもほっこり美味しいよ」
緊張しながらも食卓を囲んだイェソンさんは、
いつもよりたくさん食べていた。
家庭の味を美味しいと言ってくれたのは、
家族を気に入ってくれたようでくすぐったい…
父「そうだ、良かったら…あのお酒」
母「そうね、とっておきだからお祝いに飲みたいってお父さん言ってたものね」
「…？」
嬉しそうにお父さんが戸棚から持ってきたのは…
YS「…これ…！」
持ってきたのはイロドリでイェソンさんに出したあのお酒のさらに上の大吟醸。
「ふふ同じお酒^^これきっと好きなお酒ですよ」
イェソンさんは一口飲むとニッコリ笑って、
お父さんと灼を交わしながら飲み始めた。
初めて会ったのにずっと前から知り合いのような2人の空気。
父「A、よかったらさ今日は泊まっていきなさい…久しぶりなんだし」
そう言ってくれた言葉に2人顔を合わせた。
…今夜から宿を予約してあったから。
でも…両親の気持ちが嬉しかった。
いきなり来た私達を受け入れてくれたから。
YS「お言葉に甘えてさ、今夜はキャンセルしよう」
迷わずそう言ってくれたイェソンさん。
2人きりの初めての夜よりも、
実家に泊まる事を優先してくれた事は、やっぱり嬉しかった…。
母「お布団ここに敷くからね。おやすみなさい^^」
持ってきてくれた2組の布団をピッタリ寄せて敷く。
……一緒に眠るのは今日が初めてだなんて、お母さんは知らないよね。
YS「…良かった。今日来れて。」
「イェソンさん…// ありがとう」
YS「ううん、俺こそ急なのにありがとう」
布団に入り、手先だけを私の布団に入れてきて、
キュっと握ってくれる。
YS「こ、今夜はさご実家だし……その、ね///
でも……抱きしめさせて」
全身が彼の体温で温まって、2人の温度は同じになる。
首元に当たる吐息も、髪からの良い匂いも、
その全てが……愛しくてたまらない。
気がついたら2人とも眠りについていた。
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みぃ☆(プロフ) - ふぁとまさん» お付き合いありがとうございました！拙い文章でつまずきそうに何度もなりましたがゴールですw 萌え萌えTimeは妄想が膨らめば例の短編で書くかも？ですw (2021年1月5日 17時) (
レス) id: 8a20d7ee05 (このIDを非表示/違反報告)
ふぁとま(プロフ) - ゴールお疲れ様でした。めっちゃ楽しみにしてました。誠実兄さんサイコーです。もちっと萌え萌えTimeあってもと思ったけど脳内で妄想しますね (2021年1月5日 16時) (レス) id: a49c2de03c (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆(プロフ) - みんははさん» 最後までお付き合いありがとうございます！ きっとすんごいんだと思います← (2021年1月5日 16時) (レス) id: 8a20d7ee05 (このIDを非表示/違反報告)
みんはは(プロフ) - 完結おめでとうございます。むふふタイム楽しみにしてたけどこのまま脳内であれやこれや楽しむことにしますね(^^) (2021年1月5日 16時) (レス) id: bf5897c69c (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆(プロフ) - みんははさん» 慎重になりすぎちゃうカップルも無事進めそうですね^^ (2020年12月29日 19時) (レス) id: 8a20d7ee05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ★
| 作成日時：2020年11月27日 20時
