Neighbour -YS- 02

2-20.昨日の説教-YS- ページ20

(YS)

―――1日前

RW「えー。知ってるって話はしなかったの？？
ドライブあんなに時間あったのに？！
もーヒョンがさ、それでも好きって言ってたらさ、
2人はうまくいってたんじゃんかー！
馬鹿ヒョンーっ」


翌日、楽屋で小一時間、リョウクの説教をくらった俺。



YS「もちろん俺の好意は伝えたよ。
誰より近くにいたいって。」


RW「で！？で？なんて？」

YS「そんな存在がいてくれるだけでありがたいみたいな返事…」

RW「もー！軽く流されてるじゃんっ！
ちゃんと核心をっ！まったくっ」


絶対うまくいくのにー
もったいないー
もうデートのチャンス無いんじゃないー？


なんて散々言われて。




もし目の前で、狭い車の中で、




【もう知ってたんですね……。ならもう会えないです】



なんて断られたら…そう思うと怖くて、
話題になんて出せなかった。



俺自身の事だって、カラダ狙いのヤツだなんて思われるかもしれない。
もちろん否定するけれど。







じれったいカップルー！
そうだ！！



そう何やら思いついたようなリョウクはニヤニヤ。


…？
リョウクが何かを企んでたのはわかるけれど、
こういう時のリョウクは、正直頼りにしてる。
不器用で恋愛下手なヒョンでごめん。




今日はこの歌番組の収録が終わればラスト。
ゆっくり休めそうだ。

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