〜第三十六話〜 ページ38
＊
「どうする、俺も上がろうか?」
「くっそぉ…!!攻めてこないんじゃここに居たって仕方ない!」
『!』
そういうと円堂君は、相手ゴールに向かってはしりだした
｢円堂くん!?｣
『これは…』
…一体、どういうこと?
これは攻撃型のサッカー…なのかしら…
「なんだと…!?」
「いくぞ!」
「なぜだ…!データにない…!
君のシュートは…データにないッ!!」
円堂くんの放ったノーマルシュートは、惜しくも杉森に止められてしまったけれど…
彼の心を、精神を揺さぶるのには充分のようだ
「なぜおまえが攻撃に参加する!?」
「点を取るために決まってるだろ!それがサッカーだ!｣
｢円堂ー!!早く戻れ!!｣
｢あぁ!…へへっ、久しぶりのシュート!楽しかったぜ!!」
「理解、不能だ……｣
それがサッカー、か
貴方はきっと、私のサッカーにも…同じことを、いうのだろう
そんなものはサッカーじゃない、って
俺達が本当のサッカーを見せてやるって…
ねえ、円堂くん
｢……オフェンスフォーメンション、シルバーワンだ!!」
「なっ…!?待て、命令違反だぞ!!」
…ついに監督の指示を無視し始めたみたいね
私も…それが正しい道だと思う
＊
「潰せ…!潰せ…!!」
正確だった御影の連携が、崩れ始めた
監督の指示と杉森の指示
それは恐らく正反対に近いのだろう
そして円堂くんが再び前に出る
「いくぞ!豪炎寺!!」
「円堂!何をする気だ!」
そうしている間にも、下鶴はシュートの体制に入る
「…いくぞ!パトリオットシュート!!」
「シュートだ!…俺を信じろ!!」
円堂くんの言葉に、豪炎寺くんがうなづいて
そして2人は下鶴の放ったボールを、
ロングシュートとして2人で打ち返した
『! 新しい…必殺技…?』
「なに…!?この数値は我々の知るデータを遥かに超えている!
ありえない……ありえるかぁっ!!!!」
杉森は両手でシュートを止めようとしたけれど…
｢ぐっ…!!｣
2人のシュートは、杉森の体ごとゴールに突き刺さった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
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あずきいろ
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8
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ととらねこ＠頭のおかしい作者(プロフ) - デルタ((優嫁さん» ありがとー！いつでも読みに来るっ（・∀・´*） (2015年6月7日 6時) (
レス) id: 56e7f2e62b (このIDを非表示/違反報告)
デルタ((優嫁(プロフ) - ととらねこ＠頭のおかしい作者さん» 覚えてるよー!久しぶりだねっ。更新したら気づいてコメントくれてありがとう!ととらねこも頑張ってね(*'ω'*) (2015年6月6日 22時) (レス) id: f9a1e49bea (このIDを非表示/違反報告)
ととらねこ＠頭のおかしい作者(プロフ) - お久しぶりですッ。覚えてないかな。。更新見ました！これからもがんばってね（*´ω｀*） (2015年6月6日 18時) (レス) id: 56e7f2e62b (このIDを非表示/違反報告)
雪奈(プロフ) - 私今新しく薄桜鬼の炎火舞双録を書いてます見に来てください (2013年6月28日 22時) (レス) id: e599834b8c (このIDを非表示/違反報告)
デルタ＠しばらくおやすみ((((プロフ) - 雪奈さん» ですね〜；おお！よかったです！了解です！見にいきますね〜 (2013年6月28日 13時) (レス) id: b7b93d76e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デルタ | 作成日時：2013年3月11日 23時
