〜第三十四話〜 ページ36
＊
私が戻ってくると、スコアボードは0から1に変化していた
『ごめんなさい、少し長引いてしまって…』
「大丈夫よ!でも…一点取られてしまって…」
御影専農にリードされ、前半は残り半分ほど
『……』
そして試合開始早々、ボールを奪われ
それは杉森のもとへ渡った
『…まさか…』
｢Aちゃん…?｣
彼らはゆっくりとパスを繋いで、雷門がボールを持たないようにしている
『圧倒的ボール支配率…このまま前半を乗り越えるつもりだわ』
｢!｣
｢ええっ!?それじゃあ…!｣
『無駄なリスクをおかして攻め込むよりも、戦わずして勝つ…そう言う作戦でしょうね』
「くっそー!!いいのかよこんな試合で…!いいのかよっ!!」
円堂くんがそう叫ぶけど、相手には届かない
…確かに、彼の言う通りだと思うけど
そして再び杉森にボールが回ったところで、前半が終わってしまった
「どうしよう!先取点取られちゃいましたよ!」
「きついわね…こっちの必殺技は、みんな止められちゃうんだから…」
「大丈夫よ、彼らはイナビカリ修練所の特訓で一回り大きく成長したんだから｣
「…あの…あそこではサッカーの練習は出来なかったんですけど…」
「あら、そうなの?
…無駄な投資だったかしら…｣
確かに秋さんの言う通り、一見あれはサッカーの練習には見えないだろう
あれは基礎的な練習だから、レベルアップはしてるはず……それがすれ違いを生んでないといいけど
だけどここで負けるのでは、あの子達をを救うことはできない
…大切な、家族
だけどきっと、可能性があるのは…
円堂くん達しか、いない
『…どうかこの壁を…乗り越えて見せて』
信じてる、から
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ラッキーアイテム
革ベルト
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あずきいろ
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8
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ととらねこ＠頭のおかしい作者(プロフ) - デルタ((優嫁さん» ありがとー！いつでも読みに来るっ（・∀・´*） (2015年6月7日 6時) (
レス) id: 56e7f2e62b (このIDを非表示/違反報告)
デルタ((優嫁(プロフ) - ととらねこ＠頭のおかしい作者さん» 覚えてるよー!久しぶりだねっ。更新したら気づいてコメントくれてありがとう!ととらねこも頑張ってね(*'ω'*) (2015年6月6日 22時) (レス) id: f9a1e49bea (このIDを非表示/違反報告)
ととらねこ＠頭のおかしい作者(プロフ) - お久しぶりですッ。覚えてないかな。。更新見ました！これからもがんばってね（*´ω｀*） (2015年6月6日 18時) (レス) id: 56e7f2e62b (このIDを非表示/違反報告)
雪奈(プロフ) - 私今新しく薄桜鬼の炎火舞双録を書いてます見に来てください (2013年6月28日 22時) (レス) id: e599834b8c (このIDを非表示/違反報告)
デルタ＠しばらくおやすみ((((プロフ) - 雪奈さん» ですね〜；おお！よかったです！了解です！見にいきますね〜 (2013年6月28日 13時) (レス) id: b7b93d76e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デルタ | 作成日時：2013年3月11日 23時
