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夜、私と志摩さんは書類作業を終え、帰る準備をしていた
刈「なんじゃこの分駐所は！」
『げっ、刈谷...』
刈「何から何までふざけてんな、お前らは！...バカの相棒はどうした」
志「退勤時間なんで帰りました。あとアイツはバカですが、バカではありません」
刈「相棒殺しが相棒想いか」
『ちょっと、刈谷さん！、』
志「おい、Aもやめろ､､､嫌み言いに来たんですか、もう暇だなあ。おいA、帰るぞ」
『はい、』
刈「連続殺人じゃないって進言したんだって？」
志「､､､事実を伝えただけです」
刈「一人だけ情報を握って他のやつを出し抜く､､､お前らが昔 捜一でさんざんやってきたことじゃねえか」
志「その説は、本当にすみませんでした､､､俺が間違ってた」
刈「今度は、どんな魂胆だ？」
志「本心です」
刈「これ以上邪魔すんな！言われたこと以外はやるな！」
志「...」
刈「...？」
志「...はっ、ちょっと息してもいいですか？」
刈「そういう余計なことを言うなって言ってんだよ！」
『ふふっ、』
刈「A、お前もな､､､そこで笑うな！」
『､､､刈谷さんが余計なことを言うからですよ』
刈「フッ、蒲郡の話も当てにすんな」
志「ガマさん？まさか、家におしかけたんじゃ、」
刈「ああ、経歴から何から調べて行ったよ。また情報を独り占めされたら困るからな」
志「...」
刈「時間の無駄だったよ、ただのもうろくジジイだ」
志「勝手に押しかけといて、」
刈「あの調子じゃ一生思い出せねえよ」
志「認知症の症状、そんなに出ていましたか」
刈「あ？事故だよ、事故でボケちまった」
『え？』
．
刈谷から貰った資料を志摩さんと見ていると、ガマさんと奥さんの麗子さんは事故に巻き込まれたことがわかった。
麗子さんは急死、ガマさんは外傷による高次脳機能障害､､､ガマさんは認知症じゃなくて事故に巻き込まれたから記憶があやふやになった。
志「なぁ､､､A」
『はい、』
志「明日、峯岸のところに行ってみるか」
『､､､わかりました』
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作者名：ねごと。 | 作成日時：2020年10月26日 0時
