electrification 2 【MIU404】 (ページ29)

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トランクパラダイスに戻ると倉田さんやジュリさん、2人の女の子､､､そしてきんぴらがいた

倉「きんぴら､､､」

ジュリ「うちペット禁止なんだよなー、」

『分駐所で飼ったらダメですか？』

伊「Aちゃん、俺もそう思った！やっぱり俺たち...」

『違います』

伊「ダーッ！もう！」

志「ダメだ」

「あっ、ねぇこの人泊めてくれるって」

「えっ！嘘！」

伊「だれだれ？あー！ダメダメ!!! ”ノーセンキュー。二度とメッセージ送ってくんな！” っと、」

「待って待って！」

伊「はい、そうしーん！」

「ああ、ひどい、」

『暴力を受けたり性被害に遭ってほしくない』

「でも、中には親切な人も！」

ジュリ「君たち、よく考えてごらん。そういう男は若い女の子にしかメッセージを送ってこない。倉田さんみたいなおっさんが ”泊まるとこありません。助けてください” って言っても無視。誰も泊めてくんないよ」

「確かに...」

倉田さん、すごい落ち込んでいる。

『あなた達に何かあったら悲しい。』

伊「そう、だからほんとお願い」

『親がやばいか何かで家出中なんだよね？10代の女の子のためのサポートセンターに行った方がいい』

ジュリ「私の名刺も、何かあったら連絡して。悪い大人もいるけど、ちゃんとした大人もいる。諦めないで、まずは福祉や公共に頼る…君たちは、ひとりじゃない」

「...」

倉田さんはきんぴらを連れて奥さんの所に帰ることにした。

ジュリ「､､行き先も決まったところで歌っていい？」

伊「なんで？」

ジュリ「イベント行けなかったんだよ！」

志「イベント？」

ジュリ「リクエストがあったら聞くから！」

「はいっ！お姉さんも！」

『えっ？』

ジュリ「そうねぇ...お姉さん、可愛いからコスプレ似合いそう､､､」

『えっ！？なんで！？』

伊「Aちゃん､似合いそうだけどなー」

『嫌です』