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Side A
志摩さんと一緒にゆづるさんのいる部屋へ行くと、ゆづるさんは電話相手に酷く怒っているようだ
志「報告書です」
桔「ご苦労さま」
志「トラブルですか」
桔「うちの給湯器が壊れてお湯が出ない。とにかく修理に伺いますって急に言われても」
『家に居るのって...麦ちゃんだけですよね?』
桔「そう。私が居ない間に知らない人をあげたくない。次に来られるの1週間後だって」
『行きます』
桔「あぁ、ごめん、お疲れ様」
『ゆづるさんの家、私で良ければ代わりに立ち寄って修理してもらいます』
桔「え?」
『久しぶりに麦ちゃんとも話したいし...迷惑でなければ』
志「俺も、行きます、どうせ家にいても暇だし」
桔「パワハラになってない?」
『言い出したの私ですし、大丈夫です』
桔「ありがとう。じゃあ、よろしくお願いするわ」
急いでゆづるさんの家に行く準備をしようと、いつもの場所へ行くとまださっきの話をしていた
伊「え!?志摩もAちゃんも捜1だったの!?まじか...よーーーくわかった、志摩は俺を舐めていた」
九「伊吹さん」
後ろに私と志摩さんがいるのを伊吹さんは知らず、ギャンギャン吠えている
志「報告終えたんで、帰りまーす」
『私も、失礼しまーす』
伊「お疲れ様」
陣「6年も前のことをほじくるな!」
伊「そんなことない...おい、志摩、何があったー?どうしてウイスキーを飲めなくなったー?」
志「お前には関係ない」
伊「ある」
志「あのなぁ...」
私は伊吹さんに対して怒りがこみ上げてきてしまい、ずっと黙っていたがロッカーのドアを乱暴に閉めてしまった
『うぜー』
伊「え?なんて?」
『聞き方に工夫がないです、犯人のくせに”話せ”って言われて”はい、そうですか”ってホイホイ喋る容疑者がどこにいるんですか!!!...しかも、志摩さんは相棒殺しじゃないですって!!!』
周りがびっくりして急に空気が張り詰めた。
『すみません、言いすぎました、、、失礼します...志摩さんも、行くんですよね?』
志「あぁ、、、じゃあ俺も、失礼しまーす」
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作者名:ねごと。 | 作成日時:2020年10月26日 0時