あの子はカメレオン

． ページ32

杉「なんかAさんと会うのってすごい久しぶり」

『だよね〜､､､なんかよーすけくん、成長したねぇ。身長また伸びた?』

杉「さすがに伸びてないですよ 笑」





スタッフの方が準備をしている時間、久しぶりによーすけくんと話した。





杉「Aさんが身長が縮んだとか？笑」

『うわー、それあるかも』





”冗談ですよ”なんて笑いながら言うよーすけくんはお亮くんと違ってそんなことを言われるのは不思議と嫌ではない。


まあ、お亮くんも憎めないけど。





『なんかよーすけくんと会うと親戚のおばさんみたいな気分になるんだよな〜笑 CMの設定さ、同棲中の彼氏と彼女って聞いたけど大丈夫かなー､､､笑』


アハハ、なんて空笑いするとよーすけくんは黙ったまま。






やっぱり無理があるとか?






杉「違いますよ」

『ん？』

杉「全然無理なんかありません、むしろAさんとCMの設定だと言ってもこういう役、嬉しいです」






”事務所の忘年会とかでももっと話したいのに倫也さんも桃李さんも将暉さんも邪魔してくるからなあ” なんて私の頭を撫でながら呟いた。







『､､､ん?』

杉「､､､今度、ご飯行きましょうね」

『､､､そりゃあ、もちろん』

杉「やっぱりAさんって人たらしだなぁ」

『どういうこと?』

杉「なんでもないですよ笑」

『なんか絶対あるでしょ！』

杉「､､､ほら、CMの撮影､始まるから行きましょ?」









年下、恐るべし。





可愛いけど。









___________


リクエストありがとうございました！


前から杉野遥亮くんの話を書きたかったので今回書けて良かったのですが難しい､､､
上手に書けなくてごめんなさい(；＿；)


”遥亮くん”じゃなくて”よーすけくん”の方が夢主ちゃんのふわっとした感じが出て良いかなーと思いました。

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