さん × じゅう + きゅう 。 ページ39
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突如決まった勉強会。
それを決行する場所は…
｢ようこそ船津家へ｣
｢お邪魔しまーす｣
｢お、お邪魔します…｣
｢お邪魔します…｣
なんと稜雅先輩の家。
普通に大きいし、
庭にはお花とか植えられてるし、
そういえばチワワ飼ってたよね…？
｢俺の部屋行ってて｣
祐基先輩の後に続いて、
稜雅先輩の部屋へと行く。
お部屋も結構広めだ…
｢ベッドベッド〜｣
と言って、ベッドに横になる祐基先輩。
自由だ。とても自由だ。
｢2人とも座りな〜？｣
祐基先輩に言われて、
とりあえずテーブルの横に腰を下ろす。
それから少しすると、
稜雅先輩が飲み物とかを持って来てくれた。
｢祐基、お前何寝っ転がってんだよwww｣
｢稜雅のベッドいつ寝ても気持ちいいね｣
｢何それ気持ち悪い｣
｢稜雅ヒドーイ｣
いつも通りの先輩達の横で
どうしていいかわからずオドオドする私達。
｢いや、緊張しなくていいからw｣
｢あっ、はい｣
｢てか、祐基起きろ。勉強すんだろ？｣
｢うぅ〜｣
｢祐基はやる気ないみたいだから、俺らでやろうか｣
｢やだ〜！やるやる！｣
稜雅先輩の言葉に飛び起きて、
ベッドから近かった私の横に座る祐基先輩。
結構近いその距離に
鼓動が速まるのがわかる。
なんで私こんなにドキドキしてるんだろう…
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作者名：ゆ き の こ 。 | 作成日時：2016年2月18日 0時
