に × じゅう + に 。 ページ22
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｢あぁ〜めっちゃ楽しかった〜｣
あの後2時間くらいやって、
気付けば6時を過ぎていた。
子供達も帰る時間のようで
またやろうって約束をして帰っていった。
｢3人とも大活躍でしたね｣
｢稜雅とかボール当たってただけだけどね(笑)｣
｢いや、お前何言ってんの？あれが俺の技だから｣
｢稜雅先輩、さすがでした｣
｢でしょ？やっぱ凛ちゃんはわかってんなぁ｣
昨日までクッタクタだった帰り道も
なぜだか今日はとても楽しい。
｢Aちゃん、本番も頑張ろうね！｣
｢はい！｣
｢いや、お前らチーム違うだろwwwww｣
｢気持ちだよ気持ち！｣
ねー？って首を傾げながら、
こっちを見てくる祐基先輩。
だからそれ可愛いすぎますって…
｢絶対応援行くね！何が何でも行くから！｣
｢種目が被ったら、そっち頑張ってくださいね？(笑)｣
｢えぇ〜そんなの無理｣
｢頑張れよwwwww｣
｢クラスよりもAちゃん優先だもん｣
｢えっ｣
言ってから、
あっしまった！みたいな顔をする祐基先輩。
｢い、いや、もちろんクラスのためにも頑張るよ？｣
｢応援しに行きます｣
私がそう言うと、
祐基先輩は顔をクシャってさせて笑う。
この笑顔はいつ見ても可愛いな…
.
に × じゅう + さん 。→←に × じゅう + いち 。
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作者名：ゆ き の こ 。 | 作成日時：2016年2月18日 0時
