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に × じゅう + いち 。 ページ21
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｢よし、Aやるよ｣
｢はい！｣
公共体育館の端っこで
アップから始める。
｢本格的だね｣
｢怪我するといけないですから｣
｢俺らもアップするぞ｣
ちびっ子達が大勢いる中で、
4人揃って体育館の隅でアップする。
｢凛ちゃんっていつまでバレーボールやってたの？｣
｢私は小中で7年くらいやってました｣
｢え、すごいね！｣
｢そうでもないですよ｣
｢俺達にも指導してね！｣
｢え、いや、それは…｣
｢よろしく凛ちゃん｣
｢は、はいっ｣
大好きな稜雅先輩に言われたら
断れないよね。
顔が赤くなって可愛いよ凛…
｢兄ちゃんたち一緒にやろうぜ！！！｣
大きなコートを子供達が使ってたから
私達は端っこでパス練習をしていた。
すると、コートを使っていた子供達が誘ってくれて
急遽一緒にやることに。
｢え、いいの？｣
｢もちろん！人数足りないから入ってよ！｣
｢やったぁ〜！行こう！｣
｢なぁ、兄ちゃん達うまいんだよな？｣
｢任せとけ〜い！！｣
｢よっしゃ！絶対勝とうぜ！！｣
チーム分けは、私と祐基先輩、凛と稜雅先輩になった。
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作者名：ゆ き の こ 。 | 作成日時：2016年2月18日 0時
