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じゅう + なな 。 ページ17
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｢もうすぐクラスマッチだね〜！｣
｢祐基先輩、楽しそうですね…｣
｢もちろん！毎年楽しみなんだよね｣
｢今年も出ずっぱりだろ｣
｢気付いたらそうなってたー｣
｢え、出ずっぱりってことは…｣
｢ほぼ全種目出るんだ〜｣
ほぼ全種目って…
祐基先輩何者なの…
私なんて、
凛とやるバレーボールだけなのに…
｢2人は何か出んの？｣
｢あ、私と凛でバレーボールに出ます！｣
｢マジで｣
｢凛、経験者なんですよ｣
｢ちょ、言わなくていいから！｣
｢へぇ、すげぇじゃん。それは見に行かなきゃな？｣
って、凛に向けて
稜雅さんが微笑みかけるから、
凛はそのまま赤くなって固まる。
乙女発揮してます。
｢俺も見に行く！応援する！｣
｢私達も応援に行きますね｣
｢え、ほんと？！来てくれるの？！｣
｢はい。お邪魔じゃなければ…｣
｢お邪魔なわけないじゃん！絶対来てね！｣
｢わかりました｣
よぉーし、頑張るぞぉーって意気込む祐基先輩。
ほぼ全種目に出るとかほんとすごいなぁ…
普段こんなに可愛くてドジ全開なのに大丈夫なんだろうか…
ここ最近一緒に過ごして、
祐基先輩のドジが本物であることが分かった。
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作者名：ゆ き の こ 。 | 作成日時：2016年2月18日 0時
