じゅう + よん 。 ページ14
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祐基 side
「あぁ〜どうしよ!」
かれこれ部屋で携帯とにらめっこして
一時間くらい経つ。
「なんて文章にすればいいのかな」
連絡先をゲットしたのはいいとして
メッセージ送るのめちゃくちゃ緊張する。
無難にいくか…
ちょっとおどけてみるか…
でも、それだとうざがられないかな…
「ん〜!どうしよ!」
ラチが明かないので、
ある人にメッセージを送る。
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稜雅!─
─ どうした?
メッセージが思いつかない!─
─ え、なんの?
Aちゃんに送るヤツ!!─
─ ソレカーイ(^o^)
一緒に考えて!!─
─ まじすかwwwww
普通のメッセージの方が ─
いいのかなぁ?
─ 普通に、村田祐基です。
よろしく〜的な感じで
いいのでは?
わかった!ありがと!─
─ ファイトだよッ☆
頑張る(((o(*゚▽゚*)o))) ─
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「よしっ」
勇気を出して送信ボタンを押した。
返信がなかなか来なくて焦ったけど
ちゃんと送られてきて安心した。
「うわぁ…文章まで清楚だ…」
簡潔だけど素っ気ないわけじゃなくて
好印象を持てる文章。
Aちゃんは、
知れば知るほど理想の女の子だ。
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作者名:ゆ き の こ 。 | 作成日時:2016年2月18日 0時