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『祐基先輩〜！！』
『あ！祐基先輩つまずいた！』
『可愛い〜〜〜』
つ、つまずいて可愛い…？
『祐基先輩って愛嬌があるよね〜！』
『そうそう！ドジッ子なのが可愛い』
愛嬌…
それは今まさに私が求めているモノ…
｢ねぇ、凛｣
｢嫌な予感しかしないんだけど｣
｢私、祐基先輩とやらに弟子入りしたい｣
｢やっぱり…｣
凛は目の前で呆れた顔をする。
でも、愛嬌のある人って、
今の私じゃその人しか思い浮かばないんだもん！
仕方ないじゃん！
｢祐基先輩って何年何組？｣
｢3年5組｣
｢お昼休みに行ってみる｣
｢あんたって怖いもの知らずだよね｣
｢度胸だけはあるよ｣
｢別に褒めてないから｣
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作者名：ゆ き の こ 。 | 作成日時：2016年2月18日 0時
