【ツイステ】とある日本人が迷い込んだお話。 (ページ16)

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グリムは驚くが、私は喋る肖像画をとある映画で見たことがあり、それを体験できるテーマパークへ遊びにいったことがあったので、対して驚きはしなかった。

壁の肖像画「君たち、誰かを探しているのかい？」

グリム「エースってヤツを探してるんだゾ。顔にハートが描いてある、もさもさ頭のヤツ！」

グリムが肖像画にエースさんの特徴を伝えると、肖像画は心当たりがあるようで、寮へと戻っていくのを見たそうだ。

親切に寮への行き方を教えてくれたので早速その鏡舎へと向かう。

〜鏡舎〜

鏡舎に着くと、エースさんの後ろ姿が見えた。

グリムが叫びながら走っていくとエースさんがこちらに気付き逃げようとする。

エースさんの前方に青髪のスペードマークを顔に描いた生徒がいたので、エースさんを止めてもらうよう頼むと、何もないところから大型がエースさんの真上に出てきて、そのまま潰されてしまった。

？？？「まさか大釜が出るとは。ちょっとやりすぎたか……？」

「ありがとうございます。助かりました。」

エース「あいたた……いーじゃんかよ。窓拭き１００枚くらいパパッとやっといてくれたってさー。」

「学園長からの命令ですよ。」

青髪の生徒が一体何をやらかしたのかと聞いたのでエースさんが答えると、呆れていた。
確かに入学早々やらかしていたら呆れもするだろう。

そして、エースさんを連れて、約束していた食堂へ行くと………。

〜大食堂〜

エース「くそー！ちょろちょろしやがって！」

グリム「へっへっへ！捕まえられるもんなら捕まえてみろ～だゾ！」

どうしてこうなったのだろうか。
なぜかエースさんとデュースさん(ここに来るまでに自己紹介をして知った)がグリムを捕まえるのに必死になっていた。

グリムは素早く天井から吊るされたシャンデリアに飛び乗っていた。

グリムを捕まえる良い方法を思いついたデュースさんが、マジカルペンというものをエースさんに向けていた。

嫌な予感しかしない。

デュース「しっかり捕まえろよ。よく狙って………いくぞ！」

エース「ぎええええええええ！！」

グリム「ふな゛あああ！！！！？？？？」

シャ、シャンデリアが…………。

エース「おっま……バッッッカじゃねの！！！！？？？？
グリムは捕まえたけど、シャンデリアぶっ壊したのが学園長に知れたら……」

クロウリー「知れたら……なんですって？」

これは…、窓拭き100枚の罰が可愛く思えてくる。