上の続きってやつ、救済するよ ページ16
緑谷｢皆、君に会いたがってる...Aちゃんを待ってるんだ！一緒に帰ろう！Aちゃん！！｣
｢...｣
緑谷の叫びを聞き、噛み付いていた腕を離す。
人間の姿に戻ったAは目に涙を溜めていた。
緑谷｢Aちゃん、｣
｢、デクくん...私もう戻れないよ｣
緑谷｢大丈夫だよ、君ならきっと平気だ｣
｢っ帰る場所、もう無いのに！｣
緑谷｢それなら僕が作る｣
｢きっと、皆にも、デクくんにも迷惑かけちゃう｣
緑谷｢かければいいじゃないか、友達だろ？｣
Aは緑谷が言葉を返す度にボロボロと涙を流しへたり込む。
緑谷はしゃがみ込んでAを抱きしめた。
緑谷｢君は幸い世間に顔を晒していないし、君の惨事を知っているのはごく一部だ。だからやり直せる...僕達と一緒に生きよう｣
｢っ、ヒーローがそんな事言っちゃうんだ｣
緑谷｢もちろん君はちゃんと自分のした事の罪を償うんだ。｣
｢...うん｣
Aは涙を流しながら緑谷を抱き返す。
｢もっと、もっと早くデクくんに会えてたらよかった、｣
緑谷｢うん、ごめん｣
｢もっと早く助けを求めてればよかった｣
緑谷｢うん、そうだね｣
｢帰りたい、戻りたいよ！｣
緑谷｢きっと大丈夫、心配しないで｣
緑谷もAにつられて涙流す。
Aはハッと思い出し緑谷の腕を見る。
｢ご、ごめんね！痛かったよね、ごめんね...｣
緑谷｢大丈夫、ちゃんと手当すればなんてことないよ｣
ポンポンとAの頭を撫で立ち上がる。
それにつられてAも立ち上がった。
緑谷｢とりあえず山を降りよう、警察にも事情を説明して麓まで迎えに来てもらおう。｣
｢...うん｣
緑谷｢大丈夫、僕が着いてる。きっと皆も来てくれるよ｣
｢へ、なんで？｣
緑谷｢君の件を知ってるごく一部の中に入ってるからね｣
｢そう、なんだ｣
緑谷｢大丈夫、心配いらないよ｣
元に戻るまで、あと少し
おしまい
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花崎来蘭(プロフ) - 上鳴よ、、、私も全てを悟った (2019年5月12日 17時) (
レス) id: de01a0682a (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 轟のLINE内容が可愛い……！夢主のキャラが大好きです！更新楽しみにしてますね！ (2019年4月26日 0時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネギまみれ | 作成日時：2019年3月28日 23時
