めんどくさい二人(切島) ページ14
共有スペースのソファに座るAと切島。
現在二人きりで会話もない。
しかし切島はAに睨まれている事に気付いた。
切島｢何？俺なんかした？｣
｢...何もしてない｣
切島｢じゃあなんで睨んでんだよ｣
｢なにも！してくれないから！睨んでるの！｣
切島｢えぇ〜...｣
切島にはAの言っている事が理解出来てなかったが、Aが話し出す。
｢切島くん、最近私がかっちゃんに絡まれてても助けてくれないじゃん！最初のうちは助けてくれてたのに！｣
切島｢そういう事か...だってキリねぇじゃん｣
｢私が可哀想だと思わない！？｣
切島｢可哀想も何も、Aにも非がある事多いだろ｣
｢んぬん...｣
図星なようで少し吃る。
確かに、言われてみれば理不尽に絡まれる事3割、何か仕出かした時7割くらいの割合だ。
｢たしかに3:7くらいで私が悪い時の方が多いけど！3割の時すら助けてくれないじゃん！｣
切島｢いや、3割の時は余計めんどくせぇから無理｣
｢なーんーでー！｣
切島｢いや、だって殺されるかもしれん｣
｢私の為に死んでくれ！｣
切島｢無理！｣
冗談なのか本気なのかは分からないが、言い合いは続いていく。
そこでAは疑問に思っていた事を口に出す。
｢てか、なんで理不尽に絡まれるの？こないだだって轟くんと日向ぼっこしてたらキレながら現れるし...｣
切島は(あー、あの時か)と思い出すも、Aに対し驚いたように聞く。
切島｢は？お前気付いてねーの？｣
｢え、なにが？｣
切島｢なにって、絡まれてる理由...｣
｢知る訳ないじゃん！｣
それを聞いた切島は驚いては(爆豪ドンマイ)と心の中で呟いた。
切島の意味ありげな口振りに、Aは突っかかる。
｢てことは、切島くん何か知ってるの！？｣
切島｢な、なんも知らねぇよ！｣
｢嘘だ！絶対何か知ってるでしょ！｣
切島｢知らねぇって！俺からは何も言えねぇ！｣
｢ほら！やっぱ何か知ってるじゃん！教えてっ...うわ、｣
切島｢うおっ！？｣
Aが立ち上がり切島に詰め寄ろうとしたところ、足が滑り切島に覆い被さる形で転けてしまった。
｢いたた...ごめん切島くん、大丈夫？｣
切島｢おう、大丈夫だけど早く降りてくんね？(爆豪に見られたらぜってー殺される)｣
爆豪｢クソ髪にクソ犬、何してんだテメェら｣
タイミング良く現れた爆豪に、切島は死を覚悟した。
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花崎来蘭(プロフ) - 上鳴よ、、、私も全てを悟った (2019年5月12日 17時) (
レス) id: de01a0682a (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 轟のLINE内容が可愛い……！夢主のキャラが大好きです！更新楽しみにしてますね！ (2019年4月26日 0時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネギまみれ | 作成日時：2019年3月28日 23時
