こんにちは天使です。[フジキヨ] (ページ11)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:10,352 hit

第九話「ヒラから見て」ページ11

ヒラside

ヒラ「うわああああああああ！！！」
こーすけ「おわああああ！！！！！」

俺とこーすけは、フジを偵察しに遊園地に来たのに、気付いたら偵察そっちのけで楽しんでいた。
ジェットコースターやフリーフォールの他に、コーヒーカップや観覧車まで乗って楽しんだ。
夢中になって楽しんでいたら時間なんてあっという間にすぎていて、お昼になっていた。
売店へ行くとそこでフジを見つけ、本来の趣旨を思い出した。
フジを見張ってるからと言うとこーすけがご飯を買ってきてくれた。
そのご飯が美味しくてまた夢中になってしまった。

？「うちの子が池に！！！！！！助けてください！！！！！」

どこからか聞こえてきた叫び声。
周りは騒然となり、皆声がした方へ向かっていった。
俺達もそれについて行った。

少しいくと人集りが見え、あいだをすり抜けてしたを見ると、遊園地内にある池に3歳ほどの男の子が溺れかけていた。
すると、池に誰かが飛び込んだ音がした。
それは見たことのある服装の人。
フジだ。

ヒラ「フジだ！！！」
こーすけ「あいつ、池に飛び込んだぞ！！」

俺は何も出来ず、その場にとどまっていた。
フジは、気付いたら男の子を連れて陸に上がっていて、観客にスタンディング・オベーションされていた。
フジが男の子を助けた。カッコイイ。誰も助けようてしなかったのにフジはすぐに動いた。
俺の胸が熱くなった気がした。
チクチクするような、モゾモゾするような……。
この時の俺は、何の感情か分からなかった。

****翌日****
ヒラ「フジおはよ～」
こーすけ「またギリギリかよ。」
フジ「いやぁ来る途中でいろんな人に捕まっちゃって…;;ほら、みかん貰った」
こーすけ「マジか」

フジは「昨日行けなくてごめんな、また誘ってくれ」と昨日のことを謝った。
こーすけは「んぁ？あ、あぁ！また誘ってやるよ……！」と明らかに怪しい返しをした。
俺は今日1日、何事も無かったように振る舞った。
怪しまれないように、疑われない様に……。
今日は、いつも寄り付かれた気がした。

*******************
んんんんお気に入り登録ありがとうございます！！！！
文字数が余ってしまったので少しお話させてください。
まず、更新遅くてすみません;;
そしてお気に入り登録、ヒット200越えありがとうごいます！！
これからも頑張って更新していきます！
もうすぐで完結なので、最後まで読んでくださると嬉しいです*˙︶˙*)ﾉ"
それでは！(｀・ㅅ・´)