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side 大我
コンコンッ、と部屋のドアのノック音がする。
大きさは控えめで少し跳ねるようなリズム。
この音はこーちの音。
スーッと扉が開いて入ってきたのはやっぱりこーち。
優「大我、調子どうだ〜？」
大「ん、まぁまぁだよ。」
優「うん、顔色もいいね。
今日はピアノ弾きに来てる様子無かったから心配しちゃったよ」
こーちはそうやって話をしながら、合間に胸の音を聞いたり、俺の体の状態を詳しく見てくれる。
大「出歩く気分じゃなくて音楽聞いてただけ」
さっきまで使ってた床頭台の上のプレイヤーを指さす。
優「なら良かった。
…調子も良さそうだし脈もある程度落ち着いてるね。」
大「ん。ちょっと散歩でも行こっかな、」
優「んじゃあさ、ひとつ、先生の頼み事聞いてくれる？」
��頼み事��なんて言われると思わず嬉しくなる。
此処に居ると、こんな身体だと、
出来ることなんて限られていて、人に頼ることばかりだから。
優「慎がね、大我に会いたがってんだ。........」
そういうことなら、とすぐに立ち上がる。
確かにここ数日、慎太郎とは顔を合わせていない。
副作用が酷くて寝込んでいる ということもちびたちから聞いていた。
そんなしんどい時に、自分を求めてくれたことが嬉しかったし、少しでも力になってやりたい、と心からそう感じた。
優「ありがとな。慎、喜ぶと思う。
2人きりの方が良いと思うから俺はもう行くけど。なんかあったらすぐナースコール押すんだよ」
分かってる とひとつ頷いて、
ちび4人の部屋へと足を進めた。
扉を開けると、珍しく静かな病室内。
カーテンを閉め切った慎太郎のベッド以外、他のみんなの姿は無くて。
きっとそれぞれ、検査に治療にお遊びに、お出かけしているんだろう。
「…うぇっ……ぅうっ、」
静かな空間に、苦しそうな声が漏れてくる。
大「しんたろー、俺だよ、大我。
開けてもいーい？」
小さなお返事が聞こえてきて、
ゆっくりとカーテンに手をかけた。
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せとんぜもち(プロフ) - joeさん» はじめまして！わたしの作品のことでお間違いないでしょうか？混乱させてしまって申し訳ございません(><)Twitterを再開致しましたので（@stnz__mochi）の方へご連絡頂けると幸いです(T_T)宜しくお願い致します。 (2022年2月2日 10時) (
レス) id: fa334e40df (このIDを非表示/違反報告)
joe(プロフ) - 他のお話のパスワードってどうしたら教えてもらえますか？Twitterはもうされてないんですかね？ (2022年1月23日 17時) (レス) id: b873ad5fb6 (このIDを非表示/違反報告)
ぱむ(プロフ) - みーちょんさん» 代表してお返事させていただきます！ご愛読ありがとうございました♪少しでもほっこりとした気持ちになっていただけたら嬉しいです！嬉しいお言葉に作者一同感謝します(^^) (2021年8月2日 12時) (レス) id: 766a683434 (このIDを非表示/違反報告)
みーちょん(プロフ) - みなさま、素敵なお話をありがとうございました！感動してボロ泣きです！早くみんなが笑顔でハイタッチできる日が来て欲しいなと思うばかりです☆ (2021年8月2日 1時) (レス) id: 61a5c2e382 (このIDを非表示/違反報告)
chapi(プロフ) - maru_さん» 私から代表してお返事させていただきます(^^)はじめまして，いつもご愛読ありがとうございます(^^)そう言っていただけて嬉しいです。更新頑張りますね(^^)ぜひ最後までよろしくお願いいたします♪ (2021年7月28日 10時) (レス) id: cc677b9cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小児科すとーんず
x他4人 | 作成日時：2021年6月30日 15時
