1日の終わり ページ7
部屋に帰ると、先に帰っていたはずの銀の姿が見えなかった
「銀?」
可笑しい。どこに行った
銀がいない
銀がいないと、僕は…!
銀 銀… ぎん
「銀っ!!」
ガチャ…
「…あ、兄様!」
「どうなされたのですか!兄様!!」
!
見つけた…!
良かった…
「申し訳ありません兄様。今日からこの子も私達と住むことになったそうなのです」
銀の後ろから、小さな女の子が顔を出した
「私は鏡花。泉鏡花。好きなものは兎と豆腐。宜しく」
「………僕は……芥川龍之介」
安心して力の抜けた僕は、それだけを言い、ふらふらと寝室へ向かった
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鈴(プロフ) - SSレート喰種:ハイセさん» コメント有り難う御座います!これからも頑張らせて頂きます…! (2017年10月10日 21時) (レス) id: a106a62e21 (このIDを非表示/違反報告)
SSレート喰種:ハイセ(プロフ) - 続き楽しみに待ってます!更新頑張って下さい! (2017年10月10日 21時) (レス) id: 7ea0778f62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姶良留 | 作成日時:2017年8月13日 20時