【50】ルーナ・ラブグッド ページ2
ハーマイオニーにつくってもらったトーストをぜんぶ食べ終わるころには、大広間はがらんとしていた。
図書室で時間をつぶそうとおもい、たちあがって、大広間をでようとしたとき、夢見心地な声がきこえた。
｢A｣
声のしたほうをふりむくと、レイブンクローの席にルーナ・ラブグッドが座っていて、ザ・クィブラーの上から目だけをのぞかせている。
｢ルーナ。めずらしいね、どうしたの？｣
｢気をつけてね。襲われるよ、あんた｣
眉ひとつ動さずに彼女はいった。
ルーナはその不思議な言動で人々をよせつけないが、Aとハリーたちは友達だった。
彼女はすこし変人ではあるが、心優しい女の子なのだ。
｢誰に襲われるの？私は｣
真剣に彼女ととりあう。
たいていルーナのいうことは形は少々違えど、なんだかんだいってあたる。
｢狼でしょ。あと蝙蝠。そして黒犬｣
｢それは……多勢に無勢すぎるよ。
しかも多種多様だね。彼らが手を組むのかい？｣
｢ううﾝ。みんな敵同士だよ。
そのなかの一匹から襲われるかもしれないし、三匹みんなから襲われるかもしれない｣
つながっているようで支離滅裂なことをいうと、ザ・クィブラーに目を戻した。
いいたいことはいい終わったようだ。
｢ありがとう。心に留めておくよ｣
ルーナはまたザ・クィブラーから目をだした。
｢いいよ。だって友達だもﾝ｣
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ココ - とても面白かったです(≧〜≦)) (2018年12月8日 17時) (
レス) id: b9c23439f9 (このIDを非表示/違反報告)
朝比奈(プロフ) - とても面白いです^_^更新楽しみにしてます^_^ (2018年5月24日 17時) (レス) id: ebaf376ead (このIDを非表示/違反報告)
花吹雪 - 霧崎さん» 恐るべし、セブルス・スネイプ…… (2018年2月28日 6時) (レス) id: 0d387c6cdc (このIDを非表示/違反報告)
霧崎(プロフ) - 花吹雪さん» セブルス・スネイプだから許される奇行ですね…… (2018年2月26日 23時) (レス) id: 6ee8c035df (このIDを非表示/違反報告)
花吹雪 - 霧崎さん» 確かに……笑自分の教師がそんなことしてたら普通に引くわ笑 (2018年2月26日 22時) (レス) id: 0d387c6cdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧崎 | 作成日時：2018年2月19日 20時
