狂20 ページ23
中也side
貴「…ん、んん…ぅ゛っく、来るな、太宰…ッ!!」
説教の途中に勝手に寝始めたかと思えば、此奴は…
少し悔しいが起こすk
貴「中也さん見てるなら助けてよぉぉおおぉぉぉぉ!!!」
中「ッ!!?」
吃驚し過ぎて思わずAの額に俺の額が衝突し物凄い音を立てる。
ゴチンッ!!
唐突過ぎて異能も発動出来ず、Aも勢い良く飛び起きる。
貴「…いっっっったァ!!?」
状況の読めていないAの唇に接吻を落とす。
直ぐに口を離してAに微笑みかける。
そして_____________
中「手前人の説教中に寝てんじゃねェ!!」
貴「うわあぁぁぁぁ!!!ただの夢だったぁぁぁ!!」
貴女side
貴「はぁ…」
よく考えてみれば太宰を既に解き放ったのに会う訳が無いな。うん。
だからと言って今絶対に会わないっていう保証も無い訳で。
中也さんは結局怒り疲れで夢の通りに寝てしまったし…
貴「はぁ…」
本日何度目になるか知れない深い溜息が口をついて出る。
項垂れ乍ら街を歩いていると。
?「あ!A…さん?」
貴「…」
聞こえない振り聞こえない振り…。
あの声…此の前の軟派君だ…絶対。
軟派にしてはおどおどしてたから前は遊園地で遊んだけど…
これじゃあもうストーカーの域じゃない!?
敦「…ま、待って下さい!」
と、突然行き成り目の前に軟派君…改め敦君が現れる。
貴「…ひぇッ!?」
踵を返して逃げ出そうとすると「ごっ誤解してませんか!?」と嘘を吐いてはいなさそうだったの
で振り返ると安堵の表情を浮かべて、
次に再び緊迫した様な顔になって
敦「…だ、太宰さんが今何処に居るか教えて下さいっ!」
そう、頭を下げられた。
如何して、私に聞くンだ。
如何して君が太宰を知ッてる?
嗚呼、君が噂の__________
貴「人虎君か。」
敦「…っ!?」
その反応は図星だね、と返すと少し気圧されつつも、尚頭は上げない。
…良い度胸じゃあないか。
敦side
頭を下げ続けるも、Aさんからは反応が一向に来ない。
恐る恐る顔を上げると芥川と同じ人を殺すなんてのは容易い事だとでも言うかの様な目をしていた。
…殺されるっ!
次の瞬間だった。
貴「…否ァ〜!あの芥川を倒すなんて良い腕してるじゃない!」
敦「…へ?」
矢張り変な人がこの町には多い様だ。
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花コム( ゚Д゚) - 柏村葬さん:へぇ!そ、そうだったんですね…漫画持ってないので知りませんでした…申し訳無いです… (2019年3月5日 8時) (レス) id: bbf7a999fb (このIDを非表示/違反報告)
柏村葬(プロフ) - 狂16ですが、漫画が原作なので漫画を先にした方が良いと思います。漫画とアニメでは全然違いますから。 (2019年2月25日 0時) (レス) id: 67a0056d03 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁 - 作品、拝見しましたー! 文章にから場面の様子がしっかりと分かり、素敵な小説だと思います! ヤンデレ中也さん…ですか… なんかいいですね!!← これからもお体に気をつけて更新頑張ってくださいね。応援しています!(*≧∀≦*) (2018年12月8日 20時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花コム( ゚Д゚) | 作成日時:2018年9月10日 12時