49 ﾉｰside ページ2
Aは黒尾の目線の先を見た
「なっ！そこはわかってても言わないでよ！！」
ベストを脱ぎ濡れた白ワイシャツからはAの黒色のブラジャーが透けて見えた
黒尾「んなこと言われたって見えるもんは見えるんから仕方ねーだろ！」
黒尾はそう文句を言いAのその透ける下着めがけて持っているタオルを投げてやった
「･･･もう、忘れて」
それを受け取ったAはそのタオルで胸元を隠すようしながら体を拭いた
黒尾「･･･忘れられるか))ﾎﾞｿｯ」
黒尾はAに聞こえないようそう言った
黒尾「ほら、拭いたら風呂入れ
脱いだやつ全部洗濯機に入れて回しといてやる」
「えー･･･」
と目を細め黒尾を睨む
その眼差しは私の下着もかよ、と言っているようだ
黒尾「べつに何もやましいことはしねーよ！
ありがたく思えよ！」
「･･･ならいいけど！」
といい、靴と靴下を脱ぎ家に上がりそのまま真っ直ぐ風呂場に向かった
･
「はーあ、サッパリした」
そう言い肩にタオルをかけAはダイニングへとやってきた
黒尾「よかったな、さっぱり出来て」
そう返す黒尾は料理なう
現在は火を使い肉と野菜を炒めていた
「ふーん、黒尾が料理してるなんてなんか新鮮」
と言いながら冷蔵庫の前までやってきて飲み物を取り出した
黒尾「あーそうかい、勝手に言ってろ」
「でも、今日は夕飯を黒尾にやってもらえてよかった
なんか、今日はすごい疲れた」
そうため息をついて椅子に座り机に突っ伏した
黒尾「もうすぐ出来っから、さっさと食って寝ればいいだろ」
「んー、そうする」
とAは返事をして黒尾が作り終わるのをだらけながら待った
･
「「いただきます」」
料理も完成し、2人は手を合わせてそう挨拶した
「ん、美味い。」
黒尾「そうか？」
「すごく美味しいよ。出来立てで暖かくて体にしみる」
黒尾「･･･あっそ」
と黒尾は口にビビンバを頬張った
「ふふっ、照れてる」
黒尾「照れてねーよ！
んなことより、学校大丈夫だったのかよ
遅刻したのか？」
「あ、それが聞いてよ！今日は運悪いのかさ！
見事に遅刻でさ！そして、〜〜〜〜」
他愛のない話をして夕食の時間を2人は過ごした
そしてAはあまりの疲労で布団に入った途端に寝たとか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハミィ | 作者ホームページ：http://me1339
作成日時：2016年10月24日 23時
