アニメ思い付き小説

ワンピース女主人公　４ ページ21

「見ろ！しゃべる骸骨がいるぞ！！」

目の前の方たちは先ほどの船の方たちのようです。
ブルックさんは気さくに自己紹介していますが、後ろにいる女の人はあからさまに怯えています。
それはそうでしょう、骸骨さんなんですから。

ブルックさんが私が見えたので、もしかしたらこの方たちも見えるのでは？なんて期待をちょっと持ってしまいましたが、結果は変わらず。
見えないとわかって落ち込んでなんていません、ええ、決して。

・・・嘘です、ちょっと寂しい・・・

しかし見えないものは仕方ないです。ブルックさんはなんだか申し訳なさそうにしていましたが、私は気にしないでほしいのです。

『ブルックさんがそんなに申し訳なく思う必要ありません、久々の出会いなのですから楽しんでください』
「しかしそれではアヤさんが・・・」
『その代わり！面白そうなのでついて行ってもいいですか？』

そういうと、もちろんです、と返してくださいました。
ブルックさん、優しい方ですね。

船に上がってきた人達の麦わら帽子をかぶった男の人が、こちらに気づいたようで一瞬私が見えたのかとびっくりしましたが、どうやら違うようです。

「コロボックル、どうかしたか？」
「ブルックです、いいえなんでもありません」
『・・・』

寂しくなんかありません。といえばウソですが・・・
楽し気にお話しするブルックさんをみて、私もなんだか嬉しくなりました。

けど、麦わらさん方のほうのディナーすごくおいしそうでした・・・。
食べたかった・・・ブルックさんずるいなんて思っていません、ええ、これっぽっちも！！



・・・・嘘です、めちゃくちゃ食べたい。

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