ワンピース男主人公 番外５ ページ14
船尾にはミカンの木があり、いい匂いのおいしそうなミカンが生っている。
おいしそうだなぁ、とじーっと見ていると後ろからナミが声をかけてきた。
「食べちゃだめよ」
『俺食べようとしてないよ』
そういうと、まぁルフィじゃないしね。といってそばにあった小さなテーブルでなにか作業を始める。
地図？のようなものを広げているようだ。
『なにするの？』
「これから海図を書くのよ。進路を確かめつつね。」
私はこの船の航海士だから！といってコンパスと地図を見比べ始める。
俺には何をしているのかさっぱりだ。
『海図わかるんだ、すげー』
「・・・あんた、海図もわからずに旅したいとか言ってたの？」
『こ、これから勉強しようと思ってた！』
ジトリ・・・と横目で見られたから思わず反抗しちゃった。べ、別に嘘じゃないし。
『みんなそれぞれに得意なことがあるんだね。専門家ってやつか。』
「そうね。船長のルフィに剣士のゾロ、コックのサンジくんに狙撃手のウソップ。
まぁウソップなんかは器用だからほかにもいろいろ作ったりしてるけど」
聞けば聞くほど面白い。いいな、俺もなんか得意なことほしい。
・・・欲しがってできるものでもないけど。
これ以上ナミの邪魔するのも忍びないので、リビングへと戻ってきた。
すると、ウソップが何か作っている。なんだろう？実験？？
気になって何を作っているのか聞いてみると嬉しそうに説明してくれた。
「これはな！タバスコ星といってだなー」
『タバスコ・・・？』
そういえばウソップは狙撃手と言っていた。
パチンコで打つ弾を手作りで作ってストックしているのだという。
『すげー！手作りなんだ！』
「ふふんっ！俺様を誰だと思っている！！」
泣く子も黙るウソップ海賊団元船長にして今はこの船の狙撃手、俺には八千人の部下がいるんだぞ！
あらゆる困難に立ち向かいうんぬん・・・
父の冒険譚の話を聞いているようですごく面白い！
すると後ろで料理をしていたサンジが声をかけてくる。
「おい、子供に嘘を教えるんじゃねーよ」
『え、嘘なの？』
「あ、ああ。悪い、少し言い過ぎたな。八千人じゃなくて四千人だったな」
すっげー！！なんて思っているとサンジはあきれたような顔をウソップに向けていた。
皆得意なこと、面白い話、たくさん持っているなんていいな。
俺も欲しい、なんかできることないかなぁ。
ワンピース男主人公 番外６ 完結→←ワンピース男主人公 番外４
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卯月あや香(プロフ) - マリコさん» コメントありがとうございます。説明文のほうに恋愛要素がありますとつけさせていただきます。少女漫画そのものを扱っているわけではないので説明文のほうで失礼します。 (2020年5月24日 23時) (
レス) id: 7201768fa3 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - 卯月あや香さん» 少女漫画を付けてくださいというのは説明文にでしょうかですね？はい、勿論Okでそしてそれとも設定キーワードでしょうかですね？はい、その通りです。 (2020年5月24日 22時) (レス) id: acaf3d42e5 (このIDを非表示/違反報告)
卯月あや香(プロフ) - マリコさん» コメントありがとうございます。少女漫画を付けてくださいというのは説明文にでしょうか？それとも設定キーワードでしょうか？理解力が足りなく、申し訳ないです・・・汗 (2020年5月23日 23時) (レス) id: 7201768fa3 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - あのすみませんアニメ思い付き小説に少女漫画を付けてください。 (2020年5月23日 23時) (レス) id: acaf3d42e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月あや香 | 作成日時：2020年5月18日 23時
