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『おはぎ美味しいね』
「そうだね」
無一郎くんは、最後の一口を口に入れてから
チラッと時計を見た。
『柱合会議だっけ？』
「うん。もう少ししたら行く」
『そういえば、あと1人でコンプリートなんだよね〜』
「何が？」
『柱スタンプラリー』
私の言葉に、無一郎くんは首を傾げた。
「そんなのあるんだ」
『私の脳内にね』
何かを察したように「そう…」と呟かれた。
どうせ、「また変な事を言ってるよ…」とかそんな事
考えてるんだろうな。
「…あと、誰なの？」
『えっと、音柱？』
「…宇髄さんか」
『どんな人なの？』
後藤さんに前聞いた時は「ウザい」って言ってたけど…。
無一郎くんは顎に手を当てて「うーん」と悩んだ。
「大きくて…猿みたい」
『猿！？それって悪い意味で？』
「時間だからもう行かなきゃ」
今のとこ「ウザくて猿みたい」な人って、
音柱の印象最悪なんだけど…。
『あ、無一郎くん。不死川さんに改めてもう一度
お礼言っといてね』
「うん」
* * *
※無一郎side
お館様の屋敷に着いて、不死川さんの姿を
探している間に伊黒さんと甘露寺さんに捕まった。
「時透。
「本当に良かったわぁ！ねぇねぇ、無一郎くん。
Aちゃんに、また私のお屋敷に遊びに来て
ちょうだいって伝えてくれるかしら？」
「はい」
不死川さん、不死川さん…会議が始まる前に
お礼言いたいな。…忘れないうちに。
「時透。Aは元気か？」
「もうすっかり元気ですよ」
「それなら良かった。…すまないな、私が
送り届けていればこんな事には……」
「悲鳴嶼さんのせいではないです」
今度は後ろから、誰かに背中を叩かれた。
…煉獄さんか。
「時透！Aが元気になって何よりだ！！
今度、快気祝いに美味いものでも食いに行こう！」
「はい」
不死川さん……。
「あ、時透くん。Aさんに渡していただきたい
ものがあるのですが」
胡蝶さんは、僕の手のひらに藤の花の香り袋を乗せた。
「香り袋の効力が切れる前に、新しいものを」
「ありがとうございます」
あ、不死川さんいた。
「…時透」
「わっ」
……なんだ、冨岡さんか。
いたの気付かなかった。
「…良かったな」
「あ、はい。冨岡さん、鶴ありがとうございました」
「あぁ」
…相変わらず置物みたいな人。
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ゆうき(プロフ) - 掃除柱…。思わず吹き出してしまった…。 (8月5日 7時) (
レス) @page11 id: 2a5fd21c3d (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 私のリクエスト書いてくれてありがとうございました!とっても面白くて気絶しそ。海の藻さん大好き! (6月22日 16時) (レス) @page46 id: b3ce70fd66 (このIDを非表示/違反報告)
海の藻さん(プロフ) - 葉色さん» 番外編でしかも割と雑めに書いたのですが、キメ学気に入って貰えて良かったです！！wキメ学ver.の連載…考えておきます！！😂 (6月22日 8時) (レス) id: bb4d90aa54 (このIDを非表示/違反報告)
海の藻さん(プロフ) - 香恋さん» ロスやばいですよね！夜更かしする必要がなくなったけど、やっぱり寂しい…😢知らないところでディスられてる宇髄さん…w冨岡さんだけ置物なのじわじわきますよね😂時透くんがヤキモチ妬くシーンは本編でもちょこちょこ出していこうと思います！♡ (6月22日 8時) (レス) id: bb4d90aa54 (このIDを非表示/違反報告)
葉色(プロフ) - 海の藻さんのキメツ学園最高すぎる…本編も最高すぎるけど!!!!ひとつの作品としてキメ学verが見たいくらいです()癒しをいつもありがとうございます!! (6月21日 21時) (レス) id: 81c68a872a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海の藻さん | 作成日時：2023年5月26日 0時
