【ヒジキ王国】対人恐怖症の儚げ美少女 (ページ4)

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儚げ　3 ページ4

引き続きキヨside

一目散ににげていったおっさんが居なくなって、ここにいるのは
女と俺だけ。

『ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ』

女は頭を抱えてうずくまって震えている。

「めんどくせーな。」

俺は女の腕を掴みおもいっきり
上に持ち上げる。

女は軽く、足が地面についていない状態だ。

『いや!!……いや!!!!……離せっ…!?!?!?』

パニックになったように焦る女の顔を見た時俺は

「ｯｯ!!」

体のなかに衝撃が走ったような気がした。

真っ黒な髪に真っ白い肌。
そして夜だと不気味に光っているであろう金色の瞳。

それに極めつけはその整いすぎた顔だち。

「……黙れ……………………」

その美しさに見惚れながらも未だに女は
叫んでいたのでドスのきいた声できかせる。

『ﾝﾝｯ………!?!?』(泣

女は目尻に涙がたまって今にも溢れ落ちそうだ。

でも、反抗するのはもっと強くなったきがした。

こっちもこっちで腕が疲れてきたので
乱暴に女を放り捨てる。

『っあっ…………』

背中を強打し悶える女の腕に
切り傷が見えるのを俺は分かった。

多分、さっきのやつらだろう。

本来ならどーでもいい事なのだが

国王が色々煩かったのでこの女を持ち帰る事にした。

あぁ、勿論気絶させてな

女と首に手刀を落とす。

それとともに崩れ落ちる女。

そいつを担ぎ俺は城へと足を運んだ。

～～～～ｷﾘﾄﾘ～～～～
夢主sideが出来ない……次にするつもり……たぶん←