ヴェルダン伯爵 ページ47
ヴェルダンside
「火事だ!!急げ!!」
あの女の支配していた地が燃えた。
それも、スラムが。
「女王陛下!A=グローヴィングの治る土地が大炎に包まれ、街の者たちも怯えています。どうか、A=グローヴィングの処分を私に授けてくださりませんか!!」
前々からあの女が何かを企んでいたのは知っていた。
蹴落とすには丁度いいカモだった。
ただ、なかなか尻尾を出さなかったが、ここまで大きなものを出せば充分だ。
「女王陛下!!ご決断を!!」
女王陛下「ヴェルダン伯爵、何を言っているのですか?
本日はそのA=グローヴィングが提案した、例の
お祭りですよ」
「は?」
女王陛下「私はその炎よりも、A=グローヴィングを処分しようとした貴方の考えが気になりますけれど」
あの女にハメられた、そう気づくのは数時間後のことだった。
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ドクソン - みのさん、ありがとうございます。ルールをちゃんと守るよう、気をつけながら頑張ります。 (2019年2月26日 16時) (レス) id: 0e59c5458d (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - すこ。スコティッシュフォールド(激寒) (2019年2月26日 2時) (レス) id: 9f49de6b85 (このIDを非表示/違反報告)
ドクソン - 柚子さん、ご指摘ありがとうございます。直ぐに直させていただきます。次からはちゃんと気をつけます! (2019年2月23日 22時) (レス) id: 0e59c5458d (このIDを非表示/違反報告)
柚子@コンパス(プロフ) - 嬢王陛下ではなく女王陛下では? (2019年2月22日 18時) (レス) id: 7baaa25fa1 (このIDを非表示/違反報告)
ドクソン - そこのさん、オリフラのご指摘ありがとうございます。今まで知らなかったので、助かりました。オリフラは外させていただきましたが、少し傷つけるような名前だったので、名前は控えさせていただきました。 (2019年2月22日 9時) (レス) id: 0e59c5458d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ドク | 作成日時:2019年2月19日 11時