女の子になりたい【西島隆弘】 (ページ4)

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可愛いせんぱいページ4

あれから授業が終わり、
今は放課後。

私はダンス部に所属で、
唯一、二年生でレギュラーメンバー。

ほんとは参加したいけど、
今日は秀太との先約があって休む。

「あ、実彩子先輩！！！」

“3年B組”

ダンス部キャプテンに、
休むことを伝えるため3年生棟にきた。

実彩子「なぁに？」

ｺﾃﾝｯ

っていう効果音がつきそうなぐらい、
可愛く首をかしげる先輩。

「あのっ、今日、
部活休ませても、もらいますっ！」

実彩子「わ、Aちゃんが？
珍しいね、何があったのー？？？」

普段、部活など休まない私が、
休むことを聞いて驚く先輩。

「じっ実は、友達が私の髪を見かねて、
トリートメントを買いに
連れてってくれるんですっ…」

実彩子「そうなのっ？！いってらしゃい！！
可愛いくなってきてねっ♡」

あっさりと許してくれた。
そんなに女子力ないのかな(´・ω・｀)？

「ありがとうございます！」

そう告げて、出ていこうとしたら、

？？？「A、ちょっとまちいや」

腕を掴まれた。