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雑巾七枚 ページ7

放課後。




「……。あのさ





俺、Aのこと好き。

だから親友にしばられているの嫌だよ。」





彼方のいったことで気がついた。




私、しばられていた。



それともう一つ




私、彼方のことが好き。
















なぜだか涙がぽろぽろとあふれだす



「もうしばられる必要はないんだよ」








そういう言葉にとどめを刺された







『使い古しでいいなら…。

ぼろ雑巾でいいなら…。




私も好きになっていいですか?』





彼方は目を見開いた。




彼の前ではじめて声を出したのだ。






「いいよ…!



付き合ってくれる…かな?」








この日私は満たされました。



fin.

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作者名:おむ猫くん | 作成日時:2019年4月20日 12時

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