いわさくの話 ページ5
G「３つ数えて手を叩いたら目を覚ましますよ。3,2,1… ぱんっ！」
阿部ちゃんがひかるくんの前に連れてきたのは、ありがとうございます！大ちゃんです！ありがとうございます！
さすがです嬉しいですありがとうございます！
佐「にょ？俺？」
阿「どうぞ」
腕を組んだまま俯いていたひかるくんの閉じられた目がゆっくりと開かれ、大ちゃんの姿を捉えた。
.
瞬間。
.
ガタンッ！
佐「にょ！？んっ！！ん〜〜〜〜〜っっ！！！」
A「おぉぉおおおおお」
阿「おぉ！」
向「やば！カメラカメラ！」
.
椅子を倒す勢いで立ち上がったひかるくんが、
大ちゃんを抱き締めて、
大きい手で小さい大ちゃんの後頭部を押さえて、
あっっっっつい、あっっっっつい、
キス
を
きゃーーーーーーーー！！！！！！
.
佐「ん〜〜〜〜〜っっっ！！ぷはぁっ！！！なっ！！！なっ！！！」
岩「さくま…」
佐「ちょ、ちょ、まって、ひか、まって、」
岩「なに？」
佐「ちょ、おれ、さくまだよ！？」
岩「知ってる…かわいい…さくま…」
.
またハグ…！！！
あーーーーあーーーーーあーーーー死ぬ！！
.
佐「ちょ、ちょ、まって、ひかる、まってぇ…んんっ…ん―――っ！！」
岩「ん……ちゅ……ちゅ……」
佐「ひぁっ！ちょ、みみ、やめ、くすぐっ…たぃ……んぁっ…」
岩「かわい……こえ聞かせて……ん……」
.
やば、やば、やば、やば！！！
どこまで、どこまで行きますか！どこまで見せてくれますか！！！！
阿「楠さん、止めなくていいの？」
A「はい！？」
阿「そろそろダメでしょ笑」
A「えっ…」
.
目の前では、ひかるくんが大ちゃんのオーバーサイズのシャツの下から手をいれて、胸を…
…見たいけど…
そうか、だめか。ダメだよな。
.
A「はぁ…」
阿「ため息笑」
A「しょーがない…はい！ひかるくんストップぅ！！！」
佐「ぁっ……はぁっ……Aちゃん、もっと…はやく止めて…」
岩「なんで止めるの？」
A「公共良俗に反します」
.
あらま、ふてくされちゃった。
貴方の愛は強いですなぁ…
.
A「こーじくん、動画撮った？」
向「撮ったで！」
A「あとでください」
佐「やめて…」
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作者名：まめ
| 作成日時：2023年4月30日 23時
