夢の中はご自由に (ページ2)

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興味津々ページ2

収録が無事に終わり、GOEMONさんにみんなでお礼をお伝えして、お開きになる…はずだった。
ラウくんが、無邪気な一言を発するまでは。

ラ「ちなみにGOEMONさんって、まだお時間あったりしますか？」

G「今日はここのために1日開けておきましたので、大丈夫ですよ」

ラ「え、そしたら、俺とか…かけてないメンバーにかけてみてもらうとか出来ませんか、めちゃくちゃ興味あって！」

A「ちょ、ラウくん…ご無理を言っては…」

G「構いませんよ、皆さんにかけている写真を使わせていただければ」

ラ「樺さん！」

樺「眠っている様子の写真なら、かまいません」

G「それならこちらも宣伝になりますし、やりましょう」

ラ「やったぁ！」

…そんなこんなで

催眠術、延長戦となった。

樺さんたちは予定があって帰ったけど…

使っていた場所は別のグループの撮影に使う、とのことで、別の部屋を開けていただいた。
万が一のために毛足の長いラグやソファに、ドアを開ければ簡易ベッドも備え付けてある、お客様が泊まることも出来る広い応接室。滅多に使わないから虫干しも予てつかっていいよーとのことだ。
軽く掃除機をかけて…

いざ。

G「かける相手は誰にしましょうか」

ラ「はい！俺！俺！」

A「言い出しっぺのラウくんね」

ラ「あと岩本くんも！」

岩「え、俺！？」

ラ「かかりにくそうだもん！」

阿「じゃああとは」

宮「翔太、行ってきたら」

渡「はぁ！？なんで俺が」

宮「お前疑ってるだろ、行けよ」

渡「マジかよ…」

というわけで！
ひかるくん、ラウくん、翔太くんがかけてもらうことに…

…あれ

阿部ちゃんがなんか悪い顔してるけど。

阿「先生、少しお耳を拝借してもよろしいですか」

G「なんでしょう」

阿「―――――――――――とか、できますか」

G「ああ、出来ると思いますよ、みなさま仲が良いようですし」

阿「では、お願いしたいです！」

G「承知しました。相手は」

阿「あ、考えてあります」

G「わかりました。では始めましょう！」

…なんなんだ…
ニヤニヤしてるし…

そうこうしている間に、GOEMONさんは３人をそれぞれ椅子に座らせ、催眠術をかける体制に入る。
なに、なにするの…

あ、眠らされた。

G「貴方は、目が覚めたら。目の前にいる方が、好きで好きでたまらない、愛しい恋人に見えます。いいですか？目が覚めて目の前にいる人は、貴方の恋人です」

…

え！？！？