ちびれんくん6

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紫耀side

岸「びっくりしたか？」


その岸くんの言葉に

何度もコクコクと頷く。


廉「んふふ、しょうわしゅれてたやろ？」

「あ、、俺誕生日…」

海「やっぱり、、廉の言う通りだ笑」

「え？」

神「廉が、紫耀自分の誕生日、忘れてるって言ってたの」


確かに、ここ数日

忙しいのと、廉の体調があまり良くないのとで

自分の誕生日なんて

すっかり頭から抜け落ちてた。


玄「それに、廉が言ったんだよ。紫耀のお誕生日会したいって。ね？」

廉「あい！れーの、おたんじょーび、紫耀お祝いしてくれたでしょ？」

「うん。この前したね？」


6日前の1月23日は廉の誕生日だったからね

そりゃもちろん、お祝いしたよ。


廉「しょれがね、嬉ちかったの。だから…れんもお返し！」


そう言って、にっこりと

天使スマイルを見せてくれた廉。


「ありがとな。廉。俺忘れてた」

廉「んははっ笑」


そう言って抱き付くと、くすぐったそうに

身を捩りながら幸せそうに笑う廉。



＊





＊


岸「ほら、ご飯」

「うわぁ、すげー。いつの間に」


だって岸くん達、今日仕事のはずじゃ…


海「あーそれなら、嘘だから」

「は？」

玄「今日仕事ってのは嘘で、前に自分たちが住んでた、一人暮らしの家あるでしょ？」

「うん」

玄「俺ん家に集まって、作って運んだんだ」


まじか、、やられたわ笑


神「そんで、ご飯のチョイスもケーキもぜーんぶ廉が考えてくれたの」

「え？じゃあ、その大きな箱って」

廉「どーじょ！」

「うわ、すんげ！」


廉がスルリとリボンを取ると

俺らのデビュー曲の衣装をモチーフにしたデザインのケーキが…


廉「んふふ、紫耀この歌しゅきやろ？」

「うん、俺らの大切な曲だもん」

廉「やから、これにしたん！」


そう言ってまたまた

可愛いスマイルを見せてくるから

思わず抱き付いてしまった笑



＊




＊



それからはどんちゃん騒ぎ状態…笑


みんなでジュース飲んで食べて

それだけでも幸せだったのに


廉からの絵とまさかのメッセージ。

ちびれんになってから、字は全くと言っていいほど

書けなくなってしまったのに。


海人に教えてもらって

一生懸命書いたってのがひしひしと伝わってきて

思わず号泣してまた廉に抱き付いた笑


廉「しょお、２５しゃいおめーと！」

「ありがと。大切にするね」


俺ってほんと恵まれてるな。

これからもよろしくね。



End


平野くんおめでとう。

素敵な一年になりますように。


作者

喘息*Sho→←▼

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