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紫耀side
「熱くない？」
廉「あい、ちょーどいい」
先生がくれた、蒸しタオル。
丁度いい温度みたいで、目を瞑ってる。
「よかった、気持ち悪いところとか、拭いて欲しい所があったら言ってね」
廉「あい、」
＊
＊
＊
それから廉がここもそこも
と教えてくれたところを拭いてあげれば
スッキリした表情の廉。
けど、不整脈を起こした後だからか
やっぱりまだ怠いのか、俺の胸に
身体を預けるようにして
はぁはぁと肩で呼吸をしてる廉。
「しんどいね、」
先生に酸素と点滴をしてもらってても
怠さまでは改善されないのか
しんどそうで、そんな廉を少しでも
楽にしてやりたくて背中を摩ってあげる。
＊
＊
あれから20分弱
背中を摩ってたら漸く怠さが
無くなってきたみたいで
俺の腕の中で
いろんなお話を聞かせてくれる。
廉「しょれでね？」
「うんうん、凄いね！」
廉「んふふ」
俺らが知らないところで
廉はいろんなものから
いろんな事を吸収して学んでて
俺があっ！と驚かされるような
話まで聞かせてくれて
このちびれんで得た情報が
大人の廉にも反映されてるのかな？
なんて考えながら
廉の楽しいお話しを聞いてた。
廉「すぅ、すぅ」
「ふふ、おやすみ」
喋り疲れた廉は
俺の服をぎゅっと握りながら
コテンと夢の世界へ遊びに行った。
＊
＊
「ん、あれ…俺も寝てたんだ、」
気づけば俺も
廉を抱っこしながら眠ってたみたいで
起きると外はオレンジ色に染まってた。
廉「んぅ…」
「あ、起きちゃったね。おはよ」
俺の声で起こしてしまったのか
廉がもぞもぞと動き始めて数秒後
目がゆっくりと開いた。
廉「おあよ…」
「おはよ」
寝起きの呂律が回ってない廉は
本当に可愛いんだよね笑
廉「しょ、ねんね？」
「ん？」
廉「すぅ、すぅ」
「ありゃ笑」
俺に謎の「しょ、ねんね？」
といった直後、またすぅ、すぅと
眠ってしまった廉。
寝ぼけてたのかな？
なんて思いながら、廉の身体に
毛布をかけ直して
今度はスマホを弄りながら
廉の様子も時々確認しつつ過ごした。
＊
＊
それから空も更に日が落ちて
黒に染まってくる頃
黒崎先生が顔を出した。
黒崎「よく寝てますね」
「はい。一旦起きたんですけど…」
と、俺が説明すると
今廉の不整脈を押さえてる薬の
副作用として眠気があるとの事。
安定するまでは寝る事が多いかもと
説明を受けた
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黒瀬優花(プロフ) - 柳りゅさん» 柳りゅさん、こんにちは。お返事が遅くなってしまいすいません汗そう言ってくださってとっても嬉しいです^^昨日更新出来なかったので、今日こそは更新したいなと思っておりますので、待っててくださると嬉しいです♪ (2021年12月15日 10時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
柳りゅ - ちびれんのつづき楽しみです🖤🖤 (2021年12月14日 20時) (レス) @page40 id: 4827c2bff1 (このIDを非表示/違反報告)
H、H(プロフ) - はい (2021年12月8日 16時) (レス) id: 6484f6fe2e (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - H、Hさん» H、Hさん、こちらこそありがとうございます。私なりのペースではありますがこれからも更新頑張っていきますので、よろしくお願いします(__) (2021年12月7日 18時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
H、H(プロフ) - ありがとうございます。これからも頑張ってください (2021年12月7日 16時) (レス) id: 6484f6fe2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2021年10月4日 22時
